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ジョニー・デップ『MINAMATA─ミナマタ─』30秒予告編 ─ 場面写真も一挙公開

© Larry Horricks

ジョニー・デップ主演・製作、1970年代の日本を舞台に水俣病を題材にした実話映画『MINAMATA─ミナマタ─』が、2021年9月23日(木・祝)に公開される。この度、30秒予告編&場面写真が一挙到着している。

熊本県水俣市、チッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家のユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスによる写真集「MINAMATA」である。ジョニー・デップ自身が、長年の憧れだったと語るユージン。彼の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー自身の製作・主演にて待望の映画化が実現したのだ。共演者にはジョニー・デップやビル・ナイをはじめ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子らが名を連ねている。坂本龍一が音楽を手掛けた。

このたび公開された予告では、ユージン・スミスが危機にある水俣を訪れ、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、カメラの前に立ち真実を伝えるために必死になる姿が捉えられている。坂本龍一による情感溢れる音楽をバックに、デップによるユージン本人かと見間違うほどに役になりきった迫真の演技から、水俣での激しく熱い物語を予感させる。また、チッソに補償を求める活動のリーダーを演じた真田広之の鬼気迫る演技にも注目だ。

場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集⻑(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信・岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーのひとり(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーンなど、緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情が映し出されている。

『MINAMATA─ミナマタ─』は、2021年9月23日(木・祝)TOHOシネマズ日比谷他にて全国公開

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THE RIVER編集部THE RIVER

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