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【ネタバレ】「ロキ」第4話に隠されていた『アベンジャーズ』へのオマージュ、構図と音楽に注目

マーベル ドラマ「ロキ」
(C)2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマ「ロキ」第4話に登場したミッドクレジットシーンのワンショットでは、2012年公開の映画『アベンジャーズ』へのオマージュがあったようだ。監督を務めるケイト・ヘロンが明かした。

この記事には、「ロキ」第4話『分岐イベント』のネタバレが含まれています。

マーベル ドラマ「ロキ」
(C)2021 Marvel

MCU恒例のミッド/エンド・クレジットシーンは、ドラマ作品では後半エピソードで登場する傾向にある。「ロキ」では第4話で初めてミッドクレジットシーンが組み込まれ、衝撃の内容が明かされた。

TVAの秘密に近づいたロキは裁判官ラヴォーナに剪定されてしまったが、ミッドクレジットシーンで生きていることが判明。場所こそ定かでないが、ロキが行き着いたのは荒廃した近現代の都市だった。するとロキの前に、3人と1匹の変異体ロキが現れたのだ。

わずかな尺ながらも多くの新事実が明かされたこのシーンについて、監督のケイト・ヘロンは自身のTwititerを更新。同シーンの構図が、2012年の映画『アベンジャーズ』劇中に登場したシーンへのオマージュであったことを明かした。

『アベンジャーズ』では、地球侵攻を目論むロキとアベンジャーズの戦いが描かれた。チタウリ軍と手を組み、ニューヨークの街を崩壊に追い込んだロキは、スターク・タワー内でお手上げ状態となり、アベンジャーズメンバーに詰められる形で降参した。

ヘロン監督がオマージュを捧げたのは、まさにこのシーン。第4話でも、横になったロキの視界に、変異体ロキたちが大きく映し出される『アベンジャーズ』と同様の構図が用いられている。

『アベンジャーズ』を彷彿とさせるのは、構図だけではない。画面がロキから変異体ロキに切り替わる際に流れる音楽に、『アベンジャーズ』のテーマ曲を感じた方もいたはずだ。ヘロン監督によれば、本シリーズで音楽を担当するナタリー・ホルトが手がけたメロディも『アベンジャーズ』でロキが追い詰められたシーンを下敷きにしているのだという。

さらに面白いことに、ロキの前に現れた変異体ロキたちの背後にある荒廃した街には、『アベンジャーズ』で完成したアベンジャーズ・タワーに似た建物が崩壊した姿も捉えられている。ロキが辿り着いた先がニューヨークであれば、オマージュどころではなく、『アベンジャーズ』のストーリーが重要となってきそうだが、第5話では何が明かされるだろうか。

マーベル「ロキ」は、ディズニープラス(Disney+)で配信中。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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