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全ては『インフィニティ・ウォー』につながる!マーベル映画に登場するインフィニティ・ストーンのひとつ、『マインド・ストーン』とは

マーベル・シネマティック・ユニバースでは、様々な形でインフィニティ・ストーンが登場することは、ファンならばご存知だろう。『アベンジャーズ』シリーズの次回作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』の情報が錯綜している現在、マーベル・シネマティック・ユニバースの世界を、合計6つのインフィニティ・ストーンで振り返ってみよう。

前回は『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』に登場した「パワー・ストーン」をご紹介した。第4回目の今回は「マインド・ストーン」に注目してみよう。

【注意】

この記事には、映画『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のネタバレが含まれています。

マインド・ストーンとロキの杖

マインド・ストーンは『アベンジャーズ』(2012年)に登場したロキの杖に装着されている。ソーに復讐したいロキは、サノスに杖を託されて、地球に侵攻する。この杖を用いて、ホークアイ(ジェレミー・レナー)やセルヴィグ(ステラン・スカルスガルド)、シールド隊員を洗脳していくのだ。そして、地球にチタウリの軍隊を召還することを画策。しかしマインド・ストーンは、最終的にブラック・ウィドウの手に渡り、ワームホールを閉じることに使用された。その後はシールドにて保管されていたと考えられる。

次に登場したのは『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』(2014年)のエンドロールだ。ドラマ『エージェント・オブ・シールド』にも物語はリンクするが、インサイト計画でシールド内のヒドラが反旗を翻した際、ロキの杖はヒドラの手に渡ってしまう。ヒドラのバロン・ストラッカーはこの杖を用いた実験でマキシモフ兄妹を改造し、特殊能力を付与する。

マインド・ストーンが3度目に登場したのは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)。冒頭、アベンジャーズがヒドラの基地に奇襲をかけた際に、トニー・スターク/アイアンマンはロキの杖を回収する。そして、この杖から人工知能を見出してウルトロンを作り出してしまうのだ。ヴィジョンとジャービスのプログラム、チョウ博士の作った肉体によってアンドロイドのヴィジョン(ポール・ベタニー)が作り出されると、マインド・ストーンはその額に格納される。よってヴィジョンにはビームの照射能力や、感情・知能が備わっているのだ。

なお、ロキの杖は英語で“Scepter”と綴られる。4次元キューブ(“Tesseract”)、エーテル(“Aether”),オーブ(“Orb”)につづき、ほかのストーンが格納されたアイテムの頭文字と合わせると『インフィニティ・ウォー』のヴィランであるサノス(=Thanos)の頭文字を構成するものである。

原作におけるマインド・ストーン

原作においてインフィニティ・ストーンは「インフィニティ・ジェム」と呼ばれており、したがってマインド・ストーンも「マインド・ジェム」とされている。映画では黄色のアイテムだが、原作では青色で、メンタル能力やサイオニックエネルギーを増加させる能力を持つ。かつてアイアンマンやMr.ファンタスティックが組織していた極秘チーム「イルミナティ」が、インフィニティ・ジェムを持っていた際は、X-メンのプロフェッサーXによって管理されていた。

映画でマインド・ストーンは、いわばヴィジョンの「命」となっている。サノスがこのストーンを手に入れるということは、すなわちヴィジョンの死を意味するのだろうか。『インフィニティ・ウォー』では、サノスがマインド・ストーンを使ってアベンジャーズの面々に恐怖心を植え付けたり洗脳したりして苦しめるものと予想される。ところで、一度洗脳されたホークアイは洗脳を回避できるのだろうか?

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年5月4日全米公開予定

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baron8472

アメコミ、映画が大好きです。小学生のときからMarvelにハマっています。

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