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『スパイダーマン:スパイダーバース』チーム最新作、Netflixで2021年世界配信へ ─ 家族旅行中に家電やロボットが反乱、人類の危機に

THE MITCHELLS VS. THE MACHINES
Netflix / © 2021

スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)のフィル・ロード&クリス・ミラーによる新作アニメーション映画『ミッチェルズ vs マシンズ(原題:The Mitchells vs. The Machines)』が劇場公開を断念し、2021年内にNetflixにて配信されることがわかった。米Varietyなどが報じている。

米ソニー・ピクチャーズが製作を務めた本作は、もともと『コネクテッド(原題:Connected)』というタイトルで2020年10月23日に米国公開予定だったが、ソニーは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて米国公開を無期延期していた。今回の報道は、タイトルの変更およびNetflixが世界配給権(中国を除く)を獲得したというもの。製作費は明らかになっていないが、Netflixはソニーと1億ドル以上の契約を交わしたとされている。

物語の主人公ケイティ・ミッチェルは映画学校への入学が決まり、人生の新たなステップに進もうとしていた。しかし父親のリックが、ケイティを下宿先に送り届けることこそ“家族がひとつになれる最後の機会”だと考えていたことから、ケイティの計画は狂い始める。ケイティとリック、母親リンダ、弟アーロン、愛犬モンチーは、かくして家族旅行に出発することになるのだ。ところがそんな中、世界的な技術障害が発生し、電話や家電製品、パーソナルロボットなどの反乱が始まる。ミッチェル一家は世界を救うため、そして娘を下宿先に無事送り届けるため、ちゃんと“ひとつになる”ことができるのか……!

製作のフィル・ロード&クリス・ミラーは、「本作に対するNetflixの熱意に驚かされるとともに、最高の映画をともに作り上げ、観客に届ける素晴らしい方法を見出してくれたソニーに感謝します。一緒に生み出した映画を心から誇りに思います」とのコメントを発表した。二人は「僕たちの(Netflixの)月額料金は永久に無料になるんですよね? 僕たちは弁護士じゃないですけど、それがいいと思います」とジョークを交えることも忘れていない。

監督・脚本は「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」などのマイケル・リアンダ。本作を「これは私のヘンテコな家族を描いた、とても個人的な映画です」と形容し、「Netflixが創造的な面で私たちとしっかり噛み合っていること、この映画を私たちと同じくらい楽しみにしていることをうれしく思います」と記した。「これはクリエイティブなビジュアルを持つオリジナルの物語であるだけでなく、この5年間が私の妄想でなかったことを証明する方法でもあるからです」。

リアンダ監督が強調するように、本作には『スパイダーマン:スパイダーバース』のために開発されたアニメーション技術が活用され、あらゆるアニメーションのスタイルを織り交ぜる方法が継承されている。リアルな人間の世界は手描き風に、ロボットはよりCGらしい表現で描かれるというのだ。

主人公のケイティ役はコメディアン・女優のアビ・ヤコブソン、父親リック役は『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)のダニー・マクブライド、母親リンダ役は『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011)のマーヤ・ルドルフ。弟アーロン役はリアンダ監督が演じ、発明家マーク・ボウマン役を『ライオン・キング』(2019)のエリック・アンドレ、そしてロボット・PALを『女王陛下のお気に入り』(2018)のオリヴィア・コールマンが務めた。

映画『ミッチェルズ vs マシンズ(原題:The Mitchells vs. The Machines)』は2021年にNetflixにて全世界独占配信。

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Source: Variety

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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