ジョニー・デップ監督復帰作『Modi』撮影終了、画家モディリアーニの伝記映画 ─ アル・パチーノ出演、現場写真が公開

ジョニー・デップ25年ぶりの監督作となる伝記映画『Modi(原題)』の撮影が終了したことが判明した。米Deadlineが報じている。あわせて、アル・パチーノの姿も捉えた撮影現場の写真が公開された。
タイトルの『Modi』は、主人公となるイタリア人画家・アメデオ・モディリアーニにちなんだもの。1916年、第一次世界大戦で荒れたパリを舞台に、鳴かず飛ばずのキャリアを終えて街を離れようとするモディリアーニが、“人生を変える激動の48時間”を経験する物語になるという。
モディリアーニを演じるのは、『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)や『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(2023)のリッカルド・スカマルチョ。共演には、『ゴッドファーザー』シリーズのアル・パチーノや『オペレーション・フィナーレ』(2018)のアントニア・デスプラ、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)のスティーヴン・グレアムらが名を連ねている。撮影は大部分がハンガリー、ルーマニア、一部シーンがアメリカで行われた。
製作を務めるデップの製作会社IN.2 Filmからは、撮影現場を捉えた写真が公開。笑顔で生き生きとしたデップや、パチーノら出演者と打ち合わせを行うデップの姿が映し出されている。
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デップは声明の中で「『Modi』の監督として旅したこの映画体験は、素晴らしいほどにやりがいがあり、変革を起こすものでした」とコメント。「『Modi』はインディペンデントでの映画製作のコラボレーション精神を証明するもの。このユニークで注目せずにはいられない物語を世界に贈ることが楽しみです」と意気込みを伝えている。さらに、アル・パチーノがデップに本作の監督を務めるように提言した人物であるという裏話も明かした。
元妻のアンバー・ハードとの名誉毀損裁判に勝訴して以降、デップはアーティストとして精力的に活動中。日本では、待望の俳優復帰作『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』が2024年2月2日(金)より公開される。
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Source:Deadline