ジェレミー・レナー完全復活「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3予告編、アクションシーンも堂々披露

2023年に事故で重傷を負ったジェレミー・レナーの復帰作、「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3の予告編が公開された。演じるレナーと共に、主人公マイクもビジネス再開(Back In Business)だ。
本作は、刑務所ビジネスが盛んな架空の町、ミシガン州キングスタウンを舞台に、町の権力者であるマクラスキー家が人種差別、汚職などの様々な問題に立ち向かう姿を描くクライムサスペンスドラマ。レナーは、“市長”こと町のフィクサー的存在のマイク・マクラスキーを演じている。
公式のあらすじによると、シーズン3ではロシアンマフィアの新顔が街に拠点を構え、刑務所の内外で麻薬戦争が激化。マイクは抗争終結へのプレッシャーがかかる中、服役時代のなじみの顔から、派閥間の平和を守ろうとする“市長”の仕事を邪魔すると脅され、事態は複雑化していく。
予告編は、「俺の仕事は(町の勢力の)バランスをとり、抗争を避けることだ」というマイクのセリフから始まる。しかし彼の意に反して、派手な抗争が勃発。キングスタウンに緊張が走る中、ギャングのバニー、マイクの弟で刑事のカイルらがそれぞれ事態の深刻さを吐露する。激しい暴動や騒動が映し出される中、マイクが体を張って戦うシーンも登場。最後は、マイクが何者かを屋上から突き落とす場面で幕切れとなる。
レナーが激しい戦闘シーンをこなしていることから、もう完全に復活を遂げたといえそうだ。レナーは2023年1月、7トンもの巨大除雪車に轢かれ30箇所以上を骨折。胸部鈍的外傷、整形外傷の手術を受け、以来懸命なリハビリで治療に専念していた。その後目覚ましい回復を遂げ、2024年1月上旬に本シーズンの撮影で現場復帰を果たした。
「メイヤー・オブ・キングスタウン」は、2024年6月2日よりアメリカ・カナダのParamount+で配信予定。日本での配信予定も待ちたい。