史上最も怖い“ママ”がやってくる ─ 『ザ・マミー』予告編&ポスター、場面写真が到着

『パンズラビリンス』(2006)や『パシフィック・リム』(2013)のギレルモ・デル・トロ監督、ホラー小説の帝王と謳われるスティーブン・キングが絶賛した、新鋭イッサ・ロペス監督作品『ザ・マミー』の予告編&ポスタービジュアル、場面写真が到着した。
本作は映画批評サイトRotten Tomatoesにて、批評家の満足度97%、観客の満足度100%を記録(2019年1月7日時点)。第60回アリエル賞(メキシコアカデミー賞)で最多11部門にノミネートされて2部門を受賞したほか、第36回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭では観客賞・銀賞を獲得するなど、世界中の映画祭で51の賞に輝き、観客賞を総なめにした。
主人公である11歳の少女、エストレヤの母親はギャングに連れ去られ行方不明となっていた。「ママに会いたい」。エストレヤは母を捜すため家を出たが、奇妙な出来事に遭遇していく。少女の無垢な願いは殺された母を異界から呼び戻し、やがて死よりも残酷な運命と想像を絶する恐怖がエストレアを待ち受けるのだった。
デルトロ監督は本作を2017年のベスト映画に選出し、イッサ・ロペス監督の次回作を今後2年間プロデュースすることを発表。『パンズ・ラビリンス』(2006)を彷彿とさせる映像美、計算しつくされた脚本と刻々と増す恐怖、そして慟哭のラスト。一瞬たりとも目をそらせない本作は、ホラーの常識を覆し、映画史に名を刻む新たな金字塔となる。
『ザ・マミー』
11歳の少女エストレヤの母親は、ギャングに連れ去られたまま行方不明となっていた。エストレヤは母を捜すため家を出る。想像を絶する恐怖が彼女を待ち受けていることを知らぬまま……。
やがて、奇妙な出来事がエストレヤの身に降りかかってくる。母の話し声がする、誰かに腕をつかまれ引きずり込まれそうになる、不気味な血の模様が壁を走る、人形が動き出す。ある日、ギャングの一人カコが何者かによって殺されると、再び母の声がした。その声は、カコを殺した男がエストレヤを捜しに来ることを告げると、その男を自分の元に連れてくるよう求め、そして消えてしまった。

映画『ザ・マミー』は、2019年1月25日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、同月下旬より大阪のシネ・リーブル梅田にて開催される特集上映「未体験ゾーンの映画たち 2019」で上映される。