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『アクアマン』映画化実現は「ロバート・ダウニー・Jr.のおかげ」 ─ ジェイソン・モモア、『アイアンマン』成功を賞賛

[左]https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14800476884/ [右]https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36070022361/ All Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

DC映画ユニバースの最新作、映画『アクアマン』で主演を務めているジェイソン・モモアが、“ライバル”であるマーベル・シネマティック・ユニバースのリーダー的存在、ロバート・ダウニー・Jr.に賞賛を贈った。決して直接的ではないものの、『アイアンマン』(2008)の成功が『アクアマン』の実現に結びついたのだとモモアは語っている。

アイアンマン、ワンダーウーマンが切り開いた「可能性」

カナダの日刊紙Toronto Sunのインタビュアーは、これまでDCコミックスがバットマンやスーパーマンの映画化を繰り返してきたこと、アクアマンの映画化が実現するまでに時間がかかったことの理由をモモアに尋ねている。さすがに聞く相手が違う質問だというほかないが、これに対してモモアは「うーん、わからないですね」と前置きしてから自身の考えを述べた。

「唯一言えるのは、今はみなさんが多くを求めてるってこと。(バットマンやスーパーマンの)物語をいろいろ聞かされてきて、そこにはまだ描けることがたくさんあるんですけど、新しいものも求められたということだと思います。『バットマン vs スーパーマン』が公開されて、そこにワンダーウーマンが登場して、彼女が可能性を開いてくれた。」

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)は、ワンダーウーマンが本格登場を果たしたのみならず、アクアマン、フラッシュ、サイボーグが顔を見せた。『ジャスティス・リーグ』(2017)に先がけて、DCヒーローのスクリーン進出を予感させるには十分なインパクトをもたらしたのだ。

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

また、モモアは「マーベルも独自の新しいキャラクターで可能性を開いていますよね」と語り、マーベル・シネマティック・ユニバースの原点である『アイアンマン』に言及した。

「『アイアンマン』の成功を見てくださいよ、スゴかったですよね。『アイアンマン』が成功するなんて、いったい誰が思いました? 僕はぜんぜん思ってなかった。僕はアクアマンに詳しいと思ってますけど、それでもアイアンマンのことよりはちょっと知ってるぐらい(笑)。ロバート・ダウニー・Jr.がやってくれたんですよ。人々が刺激を受ける、現代の美しい神話がたくさん存在するのはそのおかげです。違ったものが見られるのは良いことですよね。」

マーベル・シネマティック・ユニバースは現在のハリウッドで計り知れない影響力を持っているが、確かに『アイアンマン』以前と『アイアンマン』以降では、ヒーロー映画の見取り図が大きく変わったといえそうだ。

当時、X-MENやスパイダーマンの映像化権を外部のスタジオに売却していたマーベルは、両者に比べると人気面でやや劣っていたアイアンマンをユニバースの第1弾に据え、その後、ハリウッドのトップスターにまで育て上げることに成功した。一般に親しまれていないキャラクターがブレイクする可能性を業界に示したことは、モモアの言うように、あらゆるヒーローが映画化されるきっかけとなっただろう。

今後のDC映画ユニバースには、『シャザム!』や『ザ・フラッシュ(仮題)』など新たなヒーローの単独映画が複数控えている。むしろバットマンやスーパーマンは、ベン・アフレックやヘンリー・カヴィルの進退も含めて不透明な状況だ。ワンダーウーマンが可能性を切り開き、『アクアマン』の大ヒットが勢いをつけたDC映画ユニバースには、一体どんなヒーローが現れ、どんなストーリーが描かれることになるだろうか。

映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー

『アクアマン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/

Source: Toronto Sun

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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