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グレン・パウエル、アンソニー・マッキー、ローラ・ダーンが実話法廷映画で共演へ ─ 監督は『ファウンダー』ジョン・リー・ハンコック

NASA https://www.flickr.com/photos/nasahqphoto/30753710173 | Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469318202/ | Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Laura_Dern_Deauville_2017.jpg | Remixed by THE RIVER

映画『トップガン マーヴェリック』(2022)のハングマン役グレン・パウエルマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソン役アンソニー・マッキー、『ジュラシック・パーク』シリーズなどの名優ローラ・ダーンが、実際に起こった訴訟「ラウンドアップ裁判」を描く新作映画『Monsanto(原題)』にて共演することがわかった。米Varietyなどが報じている。

本作は若き新米弁護士ブレント・ワイズナー(パウエル)が、除草剤「ラウンドアップ」の使用によりがんを発症したと訴える、高校のグラウンドキーパーであるドウェイン・リー・ジョンソン(マッキー)の弁護を引き受け、販売元の大手メーカー・モンサント社を相手に勝ち目のない訴訟に挑む物語。ダーンは裁判でラウンドアップの安全性を証明するモンサント社のチーフ毒物学者役を演じる。

監督・脚本は『しあわせの隠れ場所』(2009)や『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2016)のジョン・リー・ハンコック。骨太の実話映画を手がけてきたハンコックは、小さな者が大きな者に立ち向かう本作を「現代のダビデとゴリアテ」となぞらえ、「観客を人間の旅路に連れていく、洗練され、思慮深く、商業的な法廷ドラマを届けることが狙い」と語る。

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マッキーは、『エリン・ブロコビッチ』『素晴らしき哉、人生!』『十二人の怒れる男』といった名作を例にあげ、「近年は実生活でもスクリーン上でも、“小さなヤツ”が巨大な組織に挑戦する物語って少ないし、ごく稀ですよね。本作のように魅惑的で刺激的な作品に取り組めることに興奮しています。なぜなら、誰もがこういう物語を求めているから」とコメント。頼もしい意思表明も合わせて示している。

「実在の人物がわずかな勝算のなか、公平さと自分たちの真実のみを武器に立ち上がる映画で、大成功して皆に愛された例を、僕はマジで200本は挙げられますよ。だから201本目を作りましょうよと」

また、パウエルは主演映画『恋するプリテンダー』が大ヒットし、今後も『ツイスターズ(原題:Twisters)』や、リチャード・リンクレイター監督のNetflix映画『Hit Man(原題)』が控えるほか、『バトルランナー』(1987)のリメイク企画ではエドガー・ライトとタッグを組むなどその勢いは増すばかり。本作については、「私たち全員に関わる重要な問題をカプセルにとじこめたような作品。卓越した製作者とパワフルなキャストで観客に届けられるのは大きな喜びです」と意気込みを語っている。

なお、ダーンは『ファウンダー』以来となるハンコックとの再タッグを待ちわびている様子。豊富なキャリアを誇るダーンは、『マリッジ・ストーリー』(2019)の弁護士役のような手強いキレ者もお手の物。フレッシュなパウエル&マッキーのコンビに立ちはだかる、強力なキャラクターとなるに違いない。

Source: Variety

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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