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マーベル「ムーンナイト」予告編&ポスター公開、3月30日配信開始 ─ MCU初のダークヒーロー、オスカー・アイザック主演

ムーンナイト
© 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ、「ムーンナイト」の予告編&ポスタービジュアルが公開された。本作は2022年3月30日(水)よりディズニープラスにて日米同時配信となる。

コミック「ムーンナイト」は心の病を抱えた元傭兵、マーク・スペクター/ムーンナイトが任務中に重傷を負ったことから、エジプトの“月の神”と契約を結び、自称・神の化身として蘇る物語。初の実写化となる本作では、主演を『スター・ウォーズ』シリーズや『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)などのオスカー・アイザックが務め、ヴィラン役にはイーサン・ホークが起用された。

「現実か夢か、区別がつかない」。国立博物館のギフトショップで働く、温厚だがうだつの上がらない主人公のスティーヴン・グラントは睡眠障害に悩まされていた。夢の中で白いスーツを着た何者かと対峙するが、それが現実なのか、それともただの夢なのかがわからない。夜通し脳内にささやく声、悪夢にうなされ、自分で足を縛りつけたベッドから飛び落ちる朝。そして、仕事場に行けば「役立たず」と罵られる……。

幻覚に怯えながら、スティーヴンは苦しい日々を過ごしていた。ある日、見知らぬ携帯電話の音が鳴り響く。「生きてたんだ。何があったの、マーク?」。スティーヴンは“マーク”という知らない名前で呼ばれて困惑する。自分は誰なのか、何に怯えているのか? やがて、スティーヴンは自分の中に“誰か”が潜んでいることに気づきはじめる。それは、もうひとつの人格“マーク・スペクター”だった。無意識のうちに銃を握り、戦いに巻き込まれる、コントロールできない“もうひとりの自分”がいるのだ。

教祖のように人々を従えるアーサー・ハロウ(イーサン・ホーク)は、スティーヴンに「君の中にはカオスがある。カオスを受け入れろ」と語りかけた。そのとき、真っ白なスーツがスティーヴンの身を包む。暴力と残虐性に満ちた、もうひとつの人格“マーク・スペクター”に狂気が宿り、MCU初のダーク・ヒーロー、ムーンナイトが誕生する。本作は多重人格のヒーローを主人公に、彼の苦悩と葛藤をドラマチックかつミステリアスに描くアクション・ミステリー。一心不乱に何者かを殴りつける姿は、ヒーローらしからぬ主人公像を予感させる。

シリーズは全6話構成で、脚本・製作総指揮は「アンブレラ・アカデミー」(2019-)のジェレミー・スレイター。監督は『護送車の中で/クラッシュ』(2016)がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出されたモハメド・ディアブ、『アルカディア』(2017)などホラー界の新鋭ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッドが担当する。

ムーンナイト
© 2022 Marvel

ドラマ「ムーンナイト」は2022年3月30日(水)よりディズニープラスにて配信開始

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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