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ジュリアン・ムーア&ケイトリン・ディーヴァー、オフ・ブロードウェイ主催のバーチャル朗読に出演 ─ 劇場の経営悪化受けて設立の寄付イベント

ジュリアン・ムーア Julianne Mooreケイトリン・ディーヴァー Kaitlyn Dever
A Photo by Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Julianne_Moore_Cannes_2018.jpg|A Photo by Gordon Correll https://www.flickr.com/photos/14277183@N05/14998076607/ |Remixed by THE RIVER

『アリスのままで』(2014)などのジュリアン・ムーアと『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2020年8月21日公開)のケイトリン・ディーヴァーが、オフ・ブロードウェイ劇場の経営支援のためのバーチャル朗読公演に出演することがわかった。

ブロードウェイ劇場街は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年3月上旬より閉鎖されている。9月上旬にも営業再開が予定されていたが、米The Broadway Leagueは秋以降の公演の開催を中止、さらに2021年1月3日までの閉鎖延長を発表した。この現状において、各ブロードウェイ劇場の経営状況が悪化していることは自明だ。

こうした中、MCC Theaterは劇場継続のために寄付を募る企画「Be Our Light Campaign」を設立。同企画の一環として行われる今回の朗読公演は、YouTubeでのバーチャル開催となる。演目作品は1993年に一幕物の舞台として初演を迎え、1997年に長編作品として上演された『Good as New』。美顔づくりと自動車教習のレッスンそれぞれの最中に母(ムーア)と娘(ディーヴァー)が家族の大変身に立ち向かう物語だ。

脚本・監督は『ギルバート・グレイプ』(1993)『ベン・イズ・バック』(2018)を執筆した劇作家、小説家のピーター・ヘッジズ。若手俳優ルーカス・ヘッジズの父親としても知られている。参加希望者は、同劇場公式サイトにてチケットを購入することができる。

ちなみに、バーチャル朗読公演が開催されたのは今回が初めてではない。5月中旬には、『スター・ウォーズ』新3部作のポー・ダメロン役などで知られるオスカー・アイザックとマーベル・シネマティック・ユニバース版『スパイダーマン』シリーズのメイおばさん役で知られるマリサ・トメイが、劇作家アラン・ボランの代表作『Beirut』を同じくリモートで披露している。

『Good as New』は、2020年7月16日19時(米国時間)より開催。25分間の朗読後、25分間の交流会が開かれる予定だ。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。