『モータルコンバット3』早くも企画進行中 ─ 『2』は2026年5月US公開、ワーナーが大ヒットに期待

人気格闘ゲームの実写映画版『モータルコンバット』シリーズの第3作が早くも企画されていることがわかった。ニューヨーク・コミコンにて正式に発表された。
『モータルコンバット』は世界中から集められた戦士たちが文字通りの死闘を繰り広げる格闘トーナメント“モータルコンバット”を描くシリーズで、第1作はコロナ禍の2021年に公開され、劇場・配信の同時展開ながら屈指の成績を記録。ワーナー・ブラザースは第2作に大きな期待をかけており、米国公開日を2025年10月から、サマーシーズンの序盤にあたる2026年5月15日に移動させたばかりだ。
第3作のプロットや登場キャラクターは不明だが、脚本家には『モータルコンバット2(原題)』よりジェレミー・スレイターが復帰。プロデューサーにもシリーズ過去作を手がけてきたトッド・ガーナーが復帰する。
コミコンの会場にて、スレイターは「New Line Cinemaとワーナー・ブラザースの友人たちは、この映画(第2作)をとても喜んでおり、待ち望んでいる巨大なファンベースがあることを確信しています。すでに次回作の脚本を書き始めるよう、私を雇ってくれました」と語った。「みなさんのために映画を作り続けたいので、(公開時には)観客の存在を彼らに知らせてあげてください」。
『モータルコンバット2』に続投したサイモン・マッコイド監督は、公開延期を「成功の犠牲」と呼んだ。「(第2作を)観てもらうたびに勢いが増しています。僕たちは夏の超大作を作り上げました。『モータルコンバット2』とフランチャイズが来年始動することを、我々全員が誇りに思うべきなのだと思います。確かに待たなければいけませんが、公開時には思い切り味わってもらえるはず」。
なお、現時点でマッコイド監督が第3作にも続投するかどうかはわかっていない。
第2作の新キャストは、主人公となる俳優ジョニー・ケイジ役の「ザ・ボーイズ」(2019-)カール・アーバンをはじめ、キタナ役で「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」(2018‐2020)のアデライン・ルドルフ、シンデル役で『インクレディブル・スパイ』(2022)のアナ・トゥ・グエン、キング・ジェロッド役で「ウィズ・ラブ」(2021‐)のデズモンド・チアムら。
そのほか、前作主人公であるコール・ヤング役のルイス・タンをはじめ、スコーピオン役の真田広之、ライデン役の浅野忠信、リュウ・カン役のルディ・リン、ジャクソン・“ジャックス”・ブリッグス役のメカッド・ブリッグス、ソニア・ブレイド役のジェシカ・マクナミーらが揃って再登場する。
映画『モータルコンバット2(原題)』は2026年5月15日に米国公開予定。
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Source: Deadline, Variety, The Hollywood Reporter