『モータルコンバット2』スコーピオン役の真田広之、前作よりも「役割が大きくなる」

世界的な人気を誇るビデオゲームを実写化したアクション映画『モータルコンバット』(2021)の続編『モータルコンバット2(原題)』にスコーピオン/ハサシ・ハンゾウ役でカムバックする真田広之が、続編の役割について語っている。
前作でスコーピオンは、物語の鍵を握る重要なキャラクターとして登場。もっとも出番自体はさほど多くなく、映画の冒頭と終盤で姿を見せ、主人公コール・ヤングを助ける立ち回りとして活躍した。
米Screen Rantのインタビューに応じた真田によれば、続編ではスコーピオンの役割が大きくなるという。そう仄めかしつつも、「(前作で)彼は本立てでしたからね」と、スコーピオンが映画の始めに登場して終わりを閉じる役割だったとコメント。続編の出演時間については「10分ですよ、10分(笑)。すべては編集次第ですが、自分はそこにいました」と答えた。どうやら、前作よりもスコーピオンの役割は大きくなるが、出演シーンはそれほど長くないようだ。
さらに、「撮影セットでの再会は最高でした。第1作からキャストのほとんどが参加して、新しい大きな役のキャラクターが4~5人いたかな。同じ監督と同じ衣装デザイナーで楽しかったですよ」と述べた真田は、キャストとのリユニオンを楽しんだ様子。「ストライキの直後にオーストラリアのゴールドコーストで撮影を開始して、今は全てが完了しています」と報告した。
真田が言及したように、続編には前作から多数のキャストが復帰。コール・ヤング役のルイス・タン、ライデン役の浅野忠信、ソニア・ブレード役のジェシカ・マクナミー、ジャクソン役のメカッド・ブルックス、サブ・ゼロ役のジョー・タスリム、リュウ・カン役のルディ・リン、シャン・ツン役のチン・ハン、クン・ラオ役のマックス・ファンが続投する。
新キャストには、ジョニー・ケイジ役で「ザ・ボーイズ」(2019-)のカール・アーバン、キタナ役で「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」(2018‐2020)のアデライン・ルドルフ、シンデル役で『インクレディブル・スパイ』(2022)のアナ・トゥ・グエン、キング・ジェロッド役で「ウィズ・ラブ」(2021‐)のデズモンド・チアムが名を連ねる。
第1作のサイモン・マッコイドが監督で復帰し、脚本はマーベルドラマ「ムーンナイト」(2022)のジェレミー・スレイターが担当している。
現時点で、『モータルコンバット2(原題)』の米国公開日は発表されていない。
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Source:Screen Rant