ミニオンも登場、『移動都市/モータル・エンジン』圧巻の冒頭9分が日本限定公開

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が製作を手がける映画『移動都市/モータル・エンジン』から、なんと9分にも及ぶ映画の冒頭本編映像が公開された。何でも、「古代アメリカの神々」として、あのミニオンが姿を現すらしい。
※この動画は残念ながら削除されました。
たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界。残された人類は空や海、そして地を這う車輪の上に移動型の都市を創り出し、他の小さな都市を“捕食”することで資源や労働力を奪い生活している。“都市が都市を喰う”、弱肉強食の世界へと姿を変えたこの地上は、巨大移動都市“ロンドン”によって支配されようとしていた。他の都市を次々に飲み込み成長を続けるロンドンを前に、小さな都市と人々が逃げるようにして絶望的な日々を送る中、一人の少女が反撃へと動き出す。

ユニバーサル作品お馴染みのロゴが荒廃していく様に、始まりから衝撃を覚える本映像。世界がたった60分で滅び、生き延びた人々が移動型の都市を創り、新たな時代が始まった事が語られると、主人公ヘスターが見つめる先には、砂埃を巻き上げながら近づく巨大な移動都市“ロンドン”の姿が。ロンドンの“獲物”となった小都市がその存在に気付くと、市民は阿鼻叫喚し、エンジンを吹かせながら必死の逃走を図る。

対するロンドンは小動物のように逃げ惑う獲物をあざ笑いながら着実に追い詰め、最後には無慈悲に飲み込み、捕食を完了。約9分間の映像で、観る者すべてが移動都市の世界へと一気に引き込まれる、ピーター・ジャクソンの本気が垣間見える圧巻のオープニングだ。
製作・脚本を務めるピーター・ジャクソンは本作について「世界中の観客が現実逃避できるようなエンターテイメント作品。私自身、映画館で映画を観るのが大好きで、イマジネーションの世界にストンと落ちていく感覚が大好き。本作でも観客にそういった感覚を呼び起こしたいと思いました」と語っている。

『キング・コング』(2005)でアカデミー賞視覚効果賞を受賞した経験をもつクリスチャン・リヴァーズが監督を務め、これまで6度のオスカーに輝いたWETAデジタルがCGIを担当。最先端技術の限界を常に押し上げながら、CGIと感情豊かな登場人物たちの物語を見事に融合させてきた製作陣が、再び雄大な移動都市の世界を創り上げる。

映画『移動都市/モータル・エンジン』は、2019年3月1日(金)全国公開。
『移動都市/モータル・エンジン』公式サイト:http://mortal-engines.jp/