アン・ハサウェイ×ジェシカ・チャステイン共演『隣人たち』7月24日公開決定 ─ 完璧な日常が崩壊する、「ヒッチコックへのラブレター」サイコ・スリラー

アン・ハサウェイとジェシカ・チャステインが共演するサイコ・スリラー『隣人たち』が、2026年7月24日(金)より日本公開されることが決定した。原題は『MOTHERS’ INSTINCT』。あわせて本ポスタービジュアル、本予告、メインカット2点も届いている。
舞台は1960年代のアメリカ郊外。隣同士に住む親友同士の主婦、セリーヌとアリスは、裕福な家庭で同い年のひとり息子を育てながら、完璧で幸せな日々を送っていた。しかし、セリーヌの息子が不幸な事故に遭ったことをきっかけに、ふたりの関係は一変。喪失感に苦しむセリーヌがアリスの息子テオに心を寄せるようになる一方で、アリスは「彼女は私の家族を奪おうとしているのではないか」と疑念を募らせていく。やがてその不安は妄想と狂気へと姿を変え、ふたりを破滅的な渦へ飲み込んでいく。

事故を境に崩れ始める完璧な隣人関係、愛情と母性の裏返しとして膨れ上がる執着、そして“思い過ごし”と“現実の危機”の境界が曖昧になっていく恐怖。本作は、そうした心理の揺らぎを真正面から描く一本だ。「スリラーの神様ヒッチコックへ捧ぐ衝撃のサイコ・スリラー」と銘打たれており、サスペンスの高まりとともに予想もつかないクライマックスへ突き進む。
注目はやはり、アン・ハサウェイとジェシカ・チャステインによる“狂演”だろう。ともにアカデミー賞受賞歴を持ち、プライベートでも友人同士というふたりは、本作で『インターステラー』(2014)、『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』(2023)に続く3度目の共演。しかも、このキャスティングは先に出演が決まっていたチャステインが、親友役としてハサウェイを推薦したことで実現したという。事故を境に疑心暗鬼へ追い詰められていくふたりの演技合戦は、大きな見どころとなりそうだ。
監督は、『青いパパイヤの香り』(1993)や『博士と彼女のセオリー』(2014)などで撮影監督として知られるブノワ・ドゥローム。本作が長編監督デビュー作となるが、自ら撮影も担当しており、緻密なカメラワークと映像美にも期待がかかる。さらに、1960年代の中流家庭を再現した色鮮やかな衣装や美術も作品世界の重要な要素になっているようだ。
本作は、“ベルギーのアカデミー賞”とも呼ばれるマグリット賞で監督賞・作品賞を含む史上最多9部門を受賞したベルギー映画『母親たち』(2018)をリメイクしたもの。『落下の解剖学』(2023)や『サブスタンス』(2024)など、尖った作品を送り出してきたNEONが北米配給権を獲得しており、そのラインナップに連なる1本としても興味深い。
本予告は、セリーヌの誕生日を祝う楽しげなサプライズパーティーの場面から始まる。だが、その幸福な時間は事故によって一変。「私の子を殺す気ね!」「私が怪物だと?」と激しい言葉が飛び交い、暴走する母性本能が疑念と妄想の連鎖を加速させていく。不穏な視線が交差するポスタービジュアルのコピーは、「これは妄想?それとも現実?」。まさに本作の核心を示す一言だ。
親友であり、隣人であり、そして母親であるふたりが、互いを最も恐ろしい存在へと見なしていく。『隣人たち』は、何気ない日常が崩壊していく恐怖を、豪華キャストと洗練された映像で描くサイコ・スリラーとして注目したい。

『隣人たち』は2026年7月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。
▼ アン・ハサウェイの記事

極秘映画『オークストリートの異変』アン・ハサウェイ&ユアン・マクレガー主演、J・J・エイブラムス製作の謎予告編が解禁 ─ 8月14日日米同時公開決定 え、なにこれ??? 
失礼だけど、どちら様?『プラダを着た悪魔2』ミランダは本気でアンドレアのことを忘れたのか ─ 予告編、謎のキョトン顔 今でも塩対応 
第98回アカデミー賞プレゼンターにロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトローら ─ クリス・エヴァンスらに加わる 豪華タレント集結 
アン・ハサウェイ、『オデュッセイア』撮影で3日間カメラに映らず ─ 「クリスファー・ノーランはまったく休まず働き続ける」 驚異のプロ集団 
『プラダを着た悪魔2』新予告編が公開 ─ 20年ぶり再会、今も変わらず全員カッコ良すぎる 変わらない!


























