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【ネタバレ】「ミズ・マーベル」最終話、YouTubeやSNSでお馴染みのアレが重要シーンに登場

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

この記事には、「ミズ・マーベル」第6話「ノーノーマル」のネタバレが含まれています。

ミズ・マーベル
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理科室に登場した「象の歯磨き粉」

マーベル・シネマティック・ユニバース「ミズ・マーベル」第6話「ノーノーマル」では、カムランを追うダメージ・コントロール局の追走がいよいよ激化。カマラたちはその追手を学校に迎え入れ、数々のトラップで時間稼ぎをする作戦に打って出る。

そのトラップの一つとして登場した、白いモコモコ大噴出装置に注目してみよう。理科室に飛び込んだダメージ・コントロールの隊員が足元のワイヤーを引っ張ると、挑発的な顔が描かれた風船が割れ、液体が下部のタンクに落ちる。するとタンクから白いモコモコが止めどなく溢れ出て、辺り一面は泡泡プール状態に。連中の足止めに一役買ったこの装置、一般には「象の歯磨き粉」と呼ばれているものだ。

「象の歯磨き粉」とは、洗剤を混ぜた過酸化水素水またはオキシドールにヨウ化カリウムを加えることで、酵素が反応して大量の泡が激しく噴出するという化学反応を指すもの。着色料を混ぜるとカラフルで派手な噴出が見られるため、YouTuberの間でも定番ネタの一つだ。「Elephant Toothpaste」と検索すれば、いくつもの動画を見ることができる。

海外のYouTuberには、「メントスコーラ」と組み合わせた実験を行う者もいる。メントスコーラといえばYouTube黎明期からの鉄板ネタだが、ここではコーラやファンタ、セブンアップなど大量の炭酸飲料に洗剤を混ぜ、メントス&ヨウ化カリウムを反応させている(屋外で真似しないようにしよう)。

これらの“映える”実験は、YouTubeやInstagram、TikTokなどでよく目にすることができる。「ミズ・マーベル」ではZ世代のカマラ・カーンらがSNSを多用する描写があった。カマラはネットで「象の歯磨き粉」を見知っており、とっさに作戦に取り入れたのだろう。劇中では、カマラとブルーノが「科学者ごっこ」として理科室で混合物を生成する様子があったから、あの仕掛けはカマラとブルーノがこしらえたものと見られる。

「ミズ・マーベル」劇中で、この仕掛けは大成功し、噴出したモコモコは校内に溢れかえった。撮影現場の後片付けを考えると気が遠くなるが……。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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