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【ネタバレ】「ミズ・マーベル」最終話ラスト衝撃の事実、ケヴィン・ファイギ発案ではなかった ─ 「カマラが○○○○○○○○の世界もありえる」

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

この記事には、「ミズ・マーベル」第6話「ノーノーマル」のネタバレが含まれています。

ミズ・マーベル
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カマラのミュータント示唆、脚本家チームの発案だった

ドラマ「ミズ・マーベル」第6話「ノーノーマル」のラストでは、主人公カマラ・カーンに親友のブルーノが重大な情報を打ち明ける。なんでも、ブルーノがカマラの遺伝子構成を調べたところ、カーン一家の中でも特異したものがあったことが分かり、ブルーノは「君の遺伝子だけ何かが違うんだよ。おそらく…突然変異だ」と告げる展開となっていた。

マーベルで突然変異(mutation)とくれば、『X-MEN』への関係が濃厚だ。ところがクリエイターを務めるビシャ・K・アリは、そのアイデアはケヴィン・ファイギ社長ではなく脚本家チームから出た発想だと、The Hollywood Reporterのインタビューで明かしている。

「最初の頃から明らかに脚本家チームの間では、“もし、それ(カマラがミュータントというアイデア)が出来たらどうだろう?そしたら問題を解決できる”といったことが囁かれていました。ですが、マーベル本社にいるオタク陣でさえ思いつかないぐらい、そのアイデアは現実の範疇を超えているように思えたんです。

でも私は、“みんな、私たちはディズニーの一室にいるパキスタン人のグループなんだから、不可能なことは何もない”という感じで励ましました。それから、ずっと後になって(製作総指揮者の)サナ(・アマナット)が、そのアイデアを再び持ち出したんです。そして、サナがケヴィン(・ファイギ)に提案したところ、ケヴィンの反応は“そうか、OK。それはいいね”という感じでした。」

アリの説明によると、あくまでファイギは脚本家チームのアイデアにゴーサインを出しただけのようだ。だが、米TV Lineの取材で監督のアディル・エル・アルビが、「(ミュータントに関して)ケヴィン・ファイギは総体的な計画を持っていて、それを知ってるのは彼だけです」とも話している。「カマラ=ミュータント」説の展開については、ファイギが鍵を握っているということだろうか。

ちなみに、原作コミックでカマラ・カーンは遺伝子上インヒューマンズであり、テリジェン・ミストを浴びたことでパワーが覚醒するという設定となっている。「ミズ・マーベル」ではカマラがミュータントだと示唆されたが、米The Directのインタビューでアルビは、マルチバースでは何でも可能なため、カマラがインヒューマンズである世界が描かれることもあり得ると発言。「可能性は無限大です」と語っていることから、将来的にカマラがどのように描かれるのか楽しみに待ちたい。

「ミズ・マーベル」はディズニープラスにて配信中。

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Source:The Hollywood Reporter, TV Line, The Direct

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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