キリアン・マーフィー、『バービー2』があればケンを演じてみたい

アメリカで同日公開(2023年7月21日)された『バービー』と『オッペンハイマー』が、両タイトルを合わせた『バーベンハイマー』として社会現象になっている。両作はプロモーションも同時期に行われていたため、『オッペンハイマー』キャストへのインタビューで『バービー』の話題が出るのは当然だろう。ブラジルメディアOmeleteによる主演のキリアン・マーフィーへのインタビューでは、「もし『バービー』の続編で、ケン役をオファーされたら?」との質問が投げかけられた。
マーフィーは本作で、“原爆の父”と呼ばれるアメリカの科学者、ロバート・オッペンハイマーを演じている。マーフィーといえばこれまでにも、英ギャングドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」や『ダークナイト』3部作などシリアスな作品に多数出演してきたため、コメディのイメージはあまりないかもしれない。しかし本人は、もし『バービー』続編への出演オファーがあれば、快諾するつもりのようだ。
「もちろん。脚本を読んで、話を進めたいですね」と笑顔で答えたマーフィー。「『バービー』を見るのが待ちきれません。この夏、素晴らしい映画ばかりが公開されるのは、映画界にとって最高のことだと思います」と語った。

マーフィーが演じるケンをぜひ見てみたいものだが、『バービー』の脚本・監督を務めたグレタ・ガーウィグによると、続編製作の可能性は薄そうだ。米New York Timesからの「これはシリーズの始まりなのか、それとも明確な結末をもつ完結した物語なのか?」という質問に対し、監督は「現時点では、これがすべてです。どの映画が終わっても、次のアイデアが浮かばないように感じるし、これまでやりたかったことはすべてやりました」と語っている。
▼ バービーの記事
Source:Omelete,New York Times