ジェームズ・マカヴォイのみ脚本なしで即興演技、『My Son』米予告編 ─ 息子の誘拐事件に翻弄される元夫婦描く
ジェームズ・マカヴォイ、自身のみ脚本を渡されずに即興で演技していく。2017年に公開され話題を呼んだ仏映画『凍える追跡』が、『My Son(原題)』として再映画化され、このたび米国版予告編が公開された。
ミステリー性を重視し、オリジナル版と同様に、主演のマカヴォイのみ脚本や台詞を与えられず、詳細を知らぬまま即興で演技するという手法で製作された本作。ハイランド地方の中心部、そこで車を走らせていたエドモンド・マーレイは、元妻から泣きながら電話を受ける。7歳になったふたりの息子が、キャンプ場で行方不明になったというのだ。やがて息子が誘拐されたことが明らかになり、ふたりは絶望に打ちひしがれていく。
公開された予告編では、息子の誘拐事件に翻弄されていく元夫婦の姿が捉えられている。警察から疑われてしまう父親、突如と事件から外された警官、知られざる息子や元妻との過去、謎が謎呼ぶ内容の連続だ。父親役を演じるマカヴォイ、そして同じく真実を知らない観客・視聴者。主演俳優だけでなく、我々もまた本作の誘拐事件を紐解く主人公というわけだ。
共演者には、「ザ・クラウン」(2016-)『ファースト・マン』(2018)などのクレア・フォイらが参加。監督・脚本は、クリスチャン・カリオンがオリジナル版に引き続き担当した。ストリーミングサービスのPeacockにて、2021年9月15日より米国配信となる。
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Source: Collider