伝説の謎解きゲーム『MYST』ドラマ化 ─ 『マイティ・ソー』脚本家が就任

伝説的パズルアドベンチャーゲーム『MYST(ミスト)』シリーズのドラマ化企画(タイトル未定)が進められていることがわかった。パイロット版の脚本家・ショーランナーとして、『マイティ・ソー』(2011)『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)のアシュリー・エドワード・ミラーが就任した。米Deadlineが報じている。
PCゲーム『MYST(ミスト)』は、“ミスト”と呼ばれる不思議な島を舞台に、プレイヤーが島の謎を解き明かしていくといったコンセプト。あまりの難解さと独特の世界観から、瞬く間に驚異的なヒットを記録。多数の続編が製作され、2002年まで「史上最も売れたPC向けゲーム」の座に君臨していた。PlayStation、Nintendo DSなどさまざまなプラットフォームにも移植され、発売25周年を迎えた2018年には、シリーズの全作品を収録したスペシャル・パッケージ版も発売されている。iOS版・Android版も製作されているため、気軽にスマホでプレイすることも可能だ。
ドラマ版の製作を務めるのは、『マトリックス』シリーズや『ジョーカー』(2019)などのVillage Roadshow Pictures。ゲームの製作に携わったランド・ミラー&ライアン・ミラーもプロデューサーとして加わっている。ドラマだけでなく、映画やドキュメンタリー/リアリティ番組の開発も視野に入っており、ゲームの物語を幅広いプラットフォームで展開する構想もあるとのことだ。
Source: Deadline