『ナポレオン・ダイナマイト』続編、出演者と監督が検討中 ─ 再演に前向き「絶対に面白くなる」

カルト的人気を誇る青春コメディ『ナポレオン・ダイナマイト』(2004)の続編について、主演俳優のジョン・ヘダーとジャレッド・ヘス監督が話し合っているらしい…? オンラインイベント「Wizard World Virtual Experiences 2020」にてヘダーが語った。
『ナポレオン・ダイナマイト』は、冴えないオタクの高校生であるナポレオンが、メキシコ系移民の友人であるペドロを生徒会長に押し上げるべく応援する学園物語。「脱力系」「日常系」と称されるユーモアと温かみが評価され、根強い支持を受けている。2006年に日本でソフトがリリースされた際、『電車男』にあやかって『バス男』なる邦題が付けられるや「日本一最悪な邦題」との声が上がったことでも知られる(のちに『ナポレオン・ダイナマイト』に改題)。
このたび、ヘダーは「ジャレッドがやると決めるなら、僕はやりますよ」と述べて、ナポレオン役の再演に前向きな姿勢を示した。「僕たちはずっと考えているし、いつもアイデアを出し合っています。ジャレッドとはちょっとした話し合いをしていて……だって、(作品は)彼の子どもですからね」。
ヘダーが考えるに、ナポレオンの未来は「もっと生々しく、尖っていると思う」とのこと。しかし「監督が提案するものなら、なんでも面白くなると思う」とも述べて、その信頼感を強調した。「ジャレッドが考えるなら典型的な続編にはならないでしょう。見た目も演技もそのまま、みたいなことにはね。彼らの人生は掘り下げがいがあると思いますよ」。
同じくイベントに登場したペドロ役のエフレン・ラミレッツも、続編は「ちょっと違うものにしないと。だけど『ナポレオン・ダイナマイト』というジャンルから外れない、監督らしいものに」と意欲を示している。「あのキャラクターたちにはもっと深みがある。特に未来がどうなったのか。絶対に面白くなるでしょうね」。
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Source: Wizard World Virtual Experiences 2020