ホアキン・フェニックス主演『ナポレオン』12月1日公開決定、予告編公開 ─ リドリー・スコット監督の歴史超大作

ホアキン・フェニックス主演&リドリー・スコット監督、Apple Original Filmsによる映画『ナポレオン』が2023年12月1日(金)に公開されることが決定した。あわせて、日本版予告と新場面写真も到着している。
1789年、フランス革命。神経質かつ冷淡でありながら、天才的な軍事戦略で皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオン。最愛の妻ジョゼフィーヌとの奇妙な愛憎関係の中で、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を仕掛ける。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を次々と勢力下に収めていく。しかし、フランスを守るための戦いが、いつしか侵略、そして征服へと変わる。彼を駆り立てたものは、一体何だったのか?
予告編は、革命によりマリー・アントワネットが国民の罵声飛び交う中でギロチン斬首刑にかけられるショッキングなオープニングからが始まる。それを冷静に見守る一人の男、フランスの将校ナポレオン。革命による国内の混乱を鎮め、イギリスやオーストリアから国を守るべく、類まれなる軍事戦略でたちまち頭角を現し、皇帝にまで上り詰めていく。最愛の妻ジョゼフィーヌと共に出席したノートルダム大聖堂での戴冠式では、自らの手で冠を取り上げて被り、大いなる野望を描く。
アウステルリッツとワーテルローというナポレオンの戦いの中でも重要な二大戦闘シーンも。フランス国旗を手にした軍隊と数百頭の馬と共に、勇ましく指揮を執るナポレオン。予告ラストに描かれるのは、一面氷と霧に覆われたアウステルリッツの戦い。オーストリアとロシアの連合軍を雪で覆われた氷上に誘い込み、突然、大砲を発射。彼らの足元の氷を打ち割り、血まみれになった敵国の兵や馬が氷の割れた湖へと落ちていくという、ナポレオンの狡猾かつ冷酷ぶりを伺わせる。
監督はアカデミー賞作品賞受賞作『グラディエーター』(2000)や『オデッセイ』(2015)などを手がける巨匠リドリー・スコット。主人公ナポレオン役には『ジョーカー』(2019)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。この二人のタッグは、ラッセル・クロウ演じるローマの将軍マキシマスと対峙する暴君をフェニックスが演じた『グラディエーター』以来となる。
ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ役には、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)など話題作に次々と出演するヴァネッサ・カービー。脚本はリドリー・スコット監督とは『ゲティ家の身代金』(2017)でもタッグを組んだデヴィッド・スカルパなど、超一流のキャストとフィルムメイカーが集結した。
映画『ナポレオン』は2023年12月1日(金)、全国の映画館で公開。
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