ネカ製『プレデター』アクション・フィギュアに初の“女性ハンター”登場!その名も「野口真千子」

『プレデター』シリーズや『エイリアン』シリーズなど、数々のアクション・フィギュアで知られる米国のライセンス・グッズ企業ネカ(NECA、National Entertainment Collectibles Association)から、ダークホースコミックス (Dark Horse Comics)版『プレデター』の最新アクション・フィギュア情報が公開された。
しかも今回、新たにリリースが発表されたアクション・フィギュア3体の中には、ネカ初となる女性ハンター、「野口真千子(Machiko Noguchi)」が含まれているのである!
We are proud to present the full lineup of Predator Series 18 coming this Fall.
Full details and retail solicit later today #prednesday pic.twitter.com/jNT62sYDDY— NECA (@NECA_TOYS) 2017年6月7日
野口真千子とは?
「Da’dtou-di(小さなナイフ)」こと野口真千子は、植民惑星リュシ(Ryushi)にあるプロスペリティ・ウェルズ・コロニー勤務のチグサ・コーポレーションの従業員だったのだが、彼女がちょうどコロニーで働き出した頃、Yautja(コミック版で登場する半公式的なハンターの種族名称)のグループと彼らが解き放った『エイリアン』でお馴染みの生物ゼノモーフがコロニーを襲撃し、住民は殺されコロニーは崩壊してしまう。
しかしこの事件で唯一生き残った真千子は、Yautjaのひとりで「ブロークン・タスク(牙折れ)」と呼ばれるハンターの尊敬を集め、彼らの一族と行動を共にすることになるのだ。彼女の持つ「Da’dtou-di(小さなナイフ)」という名は、このブロークン・タスクから与えられている。
ちなみに以下の写真は、イタリア人コスプレイヤー、シヴァさんによる野口真千子のコスプレである。
Me as Machiko Noguchi https://t.co/5cfxI3hENh #cosplay #avp #predator #machikonoguchi pic.twitter.com/gEopVmViuC
— Shiva Cosplay (@Shiva_Abarai) 2016年7月19日
余談だが、リュシの植民地を管理していたチグサ・コーポレーションは名前からわかるように日系の企業であり、『エイリアン』シリーズに登場するウェイランド・ユタニのライバル企業だとされている。また真千子も同じく日系人であり、女性ハンターというだけではなく、日系女性ハンターというなかなかレアな存在である。ちなみに彼女の父親である野口アキラは、勤務先の企業で起こした不祥事により会社を解雇された末に割腹自殺をし、母のケイコはアキラの死後再婚して真千子の元を去っているそうである。影のある過去を持つ女性だということだ……。
最新『プレデター』シリーズのラインナップ
それでは今回発表された『プレデター』のアクション・フィギュアをご紹介しよう。リリースされるのは全部で3体、前述のブロークン・タスク、野口真千子、そしてホーンヘッド(Hornhead)である。
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