Menu
(0)

Search

リーアム・ニーソン、『裸の銃を持つ男』リブート版に主演交渉中 ─ 『チップとデールの大作戦』アキヴァ・シェイファーが監督

映画『トレイン・ミッション』ジャパン・プレミアで来日のリーアム・ニーソン
©THE RIVER

『スター・ウォーズ』『96時間』シリーズでおなじみのリーアム・ニーソンが、人気コメディ映画『裸の銃を持つ男』シリーズのリブート版に主演で交渉中であることがわかった。

Varietyによると、監督に就任したのはアニメ映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』(2022)、『俺たちポップスター』(2016)など数多くのコメディ映画を手がけたアキヴァ・シェイファー。『テッド』シリーズの生みの親であるセス・マクファーレンがプロデューサーとして参加し、両名は正式にニーソンと交渉に入っているという。シェイファーは、『チップとデールの大作戦』でペンをとったダン・グレゴール&ダグ・マンドと再タッグを組み、共同で脚本も担当する。

2021年1月にはニーソン自身が、「『裸の銃の持つ男』を復活させるかもしれない、という話をセス・マクファーレンとパラマウントから受けているんです」と明かしていたが、その後実現に向けて話し合いが進んでいたようだ。

『裸の銃を持つ男』シリーズはテレビドラマ「フライング・コップ」(1982)の映画化となり、善良だが騙されやすい警部補フランク・ドレビンの活躍と暴走を描く刑事コメディ。1988年に第1作『裸の銃を持つ男』が製作され、『裸の銃を持つ男 PART2 1/2』(1991)『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』(1994)の3部作となっている。

現在70歳のニーソンは、以前からその年齢を理由にアクション映画からの引退を示唆してきたが、リブート版への主演が決定して映画がヒットしたら、ニールセン版同様にシリーズ化される可能性が高い。ということは、まだまだアクションシーンが多い映画への出演が続くことになりそうだ。ニーソンはリブート版の出演について、「キャリアの終わりになるか、新たな方向性になるか、そのどちらかですね。僕にはわからないことですが」とコメントしていた。

これまでに、『シンドラーのリスト』(1993)『判決前夜/ビフォア・アンド・アフター』(1995)などのシリアス路線から、『96時間』シリーズでアクション俳優としてキャリアを大きく転換させたニーソンが、今度はコメディ路線で本格デビューとなるだろうか。出演交渉の結果を待ちたい。

Source:Variety

Writer

アバター画像
Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。