Netflix9月ラインナップ ─ 『ジュラシック・ワールド』新作アニメからトム・ホランド主演スリラー、『エノーラ・ホームズの事件簿』まで

ロンドン在住の主人公(キャサリン)は、問題を抱えながらもパワフルに奮闘する、小粋でお騒がせなシングルマザー。愛する娘のオリーブを可愛がるあまり、オリーブのような子供をもう1人産みたいと思い、精子提供者を探すも上手く行かず。彼女はオリヴィアの父親である憎き元旦那の元をあたるが…。
キャサリンほか共演者には、元夫役に『サラマンダー』(2002)のローリー・キーナンが名を連ねている。

『悪魔はいつもそこに』 9月16日配信
スパイダーマンでおなじみトム・ホランド、『TENET テネット』『ザ・バットマン(仮題)』のロバート・パティンソン、マーベル映画のウィンター・ソルジャー/バッキー役で知られるセバスチャン・スタンら豪華競演によるスリラー映画。
物語の舞台は、米オハイオ州の田舎町ノッケンスティフ。妻の死が間近に迫ったウィラード・ラッセルは、日々祈り続け、遂には自らの身体をも捧げてしまった。学校でいじめを受けていた息子のアーヴィンは、父の形見である銃を受け取り、やがて行動を起こし始める。愛する人々を守ろうともがくアーヴィンの周囲には、罪深い牧師、謎を抱えた夫婦、悪徳保安官ら邪悪な者たちの思惑が渦を巻いていた。そして、20年にわたるノッケンスティフの物語が明らかになっていく。
主人公アーヴィンをトム・ホランド、父ウィラードを『IT/イット』ペニーワイズ役のビル・スカルスガルドが演じるほか、神父プレストン・ティーガーディンにロバート・パティンソン、保安官役にセバスチャン・スタン、謎の夫婦に『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)ライリー・キーオと『ファースト・マン』(2018)ジェイソン・クラークが起用された。
そのほか、『マグニフィセント・セブン』(2016)ヘイリー・ベネット、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズのミア・ワシコウスカ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)エリザ・スカンレン、『オールド・ガード』(2020)ハリー・メリング、歌手のポーキー・ラファージが出演している。
「ラチェッド」9月18日配信
傑作『カッコーの巣の上で』(1975)の冷徹な看護師長・ラチェッドの若き日を描く前日譚ドラマ。
1947年、職を求めて北カリフォルニアにある最先端の精神科病院にやってきた看護師ラチェッド。そこでは、人間の脳に対する新たな実験が始まっていた。野心を抱くラチェッドは「献身的なナースとはかくあるべき」との完璧なイメージを売り込むが、やがてメンタルヘルスの医療制度や病院の内情に精通するにつれ、長い間くすぶっていた心の闇を増幅させていく。いつしか、彼女の中で育ってきた怪物が姿を現し始めていき……。
主演・製作総指揮は『オーシャンズ8』(2018)『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)、そして「アメリカン・ホラー・ストーリー」のサラ・ポールソン。ショーランナー・製作総指揮は、同じく「アメリカン・ホラー・ストーリー」やドラマ「glee/グリー」のライアン・マーフィーが務める。
共演者には『氷の微笑』(1992)『トータル・リコール』(1990)『カジノ』(1995)の名優シャロン・ストーン、「セックス・アンド・ザ・シティ」ミランダ役のシンシア・ニクソン、『マリー・アントワネット』(2006)などのジュディ・デイヴィスら。製作総指揮には『カッコーの巣の上で』映画版に携わったマイケル・ダグラスも名を連ねている。