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Netflix、ゲーム分野に本格進出へ ─ サービスは追加料金なしで提供

Netflix

2021年7月中旬、EAやFacebookの元幹部を採用し、ゲーム分野への本格進出が囁かれていたNetflix。このたび同社は投資家向けの決算資料にて、ゲーム分野への参入について明らかにした。

公開された決算資料では、Netflixによる『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』(2018)といったインタラクティブコンテンツや、オリジナルドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス」(2016-)のゲーム版を基盤として、ゲーム分野への参入の初期段階にあると伝えられている。Netflixのオリジナルコンテンツであるアニメや映画と同様に、当社の新たなコンテンツ・カテゴリーになることをゴールとしているとのことだ。

気になるのは、Netflixによる独自の端末機が開発されるのか否かだが、この度の資料によると、モバイル向けを中心に展開されていく模様。それも会員には追加料金なしで提供されるという。新たな端末機などが開発されるのではなく、Netflixのアプリ内などで遊べるようになるのかもしれない。全世界で2億人以上の会員数を誇る同社が、ゲームを無料で提供するともなれば、ゲームファンのユーザーにとってはメリットしかないはずだ。ゲームに普段触れてきてない人にとっても、そのジャンルに浸かるきっかけとなるだろう。

ちなみにゲーム分野への本格的な参入を試みているのは、Netflixだけではない。Amazonはクラウドゲームサービス「Amazon Luna」の開発を進めており、Googleもまたクラウドゲームサービス「Stadia」を展開している。果たして、Netflix、Amazon、Googleはゲーム分野に革新をもたらすことは出来るのか。今後の動向にも引き続き注目したい。

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Source: Netflix

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。