Netflix作品の最高視聴世帯数ランキング発表、ドラマは「ブリジャートン家 」映画は『タイラーレイク』がトップ

世界最大級の会員数を誇る動画配信サービスのNetflixが、オリジナルコンテンツとして配信している映画、ドラマの視聴世帯数の上位一部を公式発表した。Observerによると、このたび発表されたランキングは、配信開始から28日以内で、2分間以上視聴という指標に基づいての結果とのことだ。
はじめは映画部門から紹介したい。錚々たる作品が並ぶ中、1位に堂々と輝いたのは、クリス・ヘムズワース主演、アンソニー&ジョー・ルッソがプロデュースしたサバイバルアクション『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020)。9,900万という驚異的な記録を打ち出している。同作に続いたのは、『バード・ボックス』(2018)(8,900万)、『スペンサー・コンフィデンシャル』(2020)(8,500万)、『6アンダーグラウンド』(2019)(8,300万)、『マーダー・ミステリー』(2019)(8,300万)だ。
ここまでのランキングは、2020年7月時点に発表されていたものと変化はないが、6位〜10位は大きく変動している。以前までは、『アイリッシュマン』(2019)、『トリプル・フロンティア』(2019)、『僕のミッシー』(2020)、『プラットフォーム』(2020)、『パーフェクト・デート』(2019)が名を連ねていたが、このたびのランキングでは、『オールド・ガード』(2020)が6位、『エノーラ・ホームズの事件簿』(2020)が7位、『プロジェクト・パワー』(2020)が8位、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)が9位、『ファザーフッド』(2021)が10位に入っている。映画部門の結果は以下の通り。
- 『タイラー・レイク -命の奪還-』(9,900万)
- 『バード・ボックス』(8,900万)
- 『スペンサー・コンフィデンシャル』(8,500万)
- 『6アンダーグラウンド』(8,300万)
- 『マーダー・ミステリー』(8,300万)
- 『オールド・ガード』(7,800万)
- 『エノーラ・ホームズの事件簿』(7,700万)
- 『プロジェクト・パワー』(7,500万)
- 『アーミー・オブ・ザ・デッド』(7,500万)
- 『ファザーフッド』(7,400万)
つづいてはドラマ部門。1位に輝いたのは、「ブリジャートン家」(2020-)(8,200万)。ロンドン社交界で知られる名門貴族、ブリジャートン家の兄弟姉妹が、それぞれの愛と幸せを追い求める姿を捉えた作品だ。シーズン2の配信もすでに決定している。それに続くのが、「Lupin/ルパン」(2021)(7,600万)。パートがふたつに分かれている作品で、2021年1月に前半、6月に後半が配信となった。このたびの結果は、パート1に基づく視聴世帯数で、これはヘンリー・カヴィル主演、ドラマ「ウィッチャー」(2019-)に匹敵する記録だ。そのほかランキングに入った作品は以下の通り。
- 「ブリジャートン家」(8,200万)
- 「Lupin/ルパン」パート1(7,600万)
- 「ウィッチャー」シーズン1(7,600万)
- 「セックス/ライフ」シーズン1(6,700万)
- 「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3(6,700万)
- 「ペーパー・ハウス」パート4(6,500万)
- 「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」シーズン1(6,500万)
- クイーンズ・ギャンビット(6,200万)
- 「スイート・トゥース: 鹿の角を持つ少年」シーズン1(6,000万)
- 「エミリー、パリへ行く」シーズン1(5,800万)
ドラマ部門でいうと、2021年9月17日に配信されたばかりの韓国製作「イカゲーム」が、飛ぶ鳥を落とす勢いで現在世界中で話題となっている。同作の視聴世帯数次第では、今後のランキングに変化が起きるかもしれない。
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