Netflix9月配信まとめ ─ MIYAVI&國村隼ら共演アクション『ケイト』、「LUCIFER/ルシファー」「セックス・エデュケーション」新シーズンなど

2021年9月のNetflix配信開始作品には、ドラマ「LUCIFER/ルシファー」ファイナルシーズンや「セックス・エデュケーション」シーズン3など、待望の人気シリーズがラインナップ。メアリー・エリザベス・ウィンステッド主演のキレキレアクション『ケイト』も登場する。
また、伝説のF1レーサー、ミハエル・シューマッハに迫った『シューマッハ』や、ふたりの偉人マルコムXとモハメド・アリの交流を綴った『ブラッド・ブラザーズ: マルコムXとモハメド・アリ』などのドキュメンタリーもやってくる。
本記事では上述の作品のほか、9月配信のNetflix作品をピックアップしてご紹介しよう。
『パリピ的アフターライフの始め方』9月2日
「ビクトリアス」(2010-2013)などのヴィクトリア・ジャスティスを主演に迎え、思いもゆらぬ事故で人生の最期を迎えたパリピのキャシーが、現世に戻ってやり残したことを全うしようと奮闘する姿を描く映画。
社交的な人気者のキャシーが、パーティーで犯してしまった人生最大の失態とは?それは、誕生日の週に死んでしまったこと。ところが驚くことに、彼女は現世に戻って愛する人たちとの繋がりを取り戻し、これまでの過ちを正す機会を与えられるのだった。果たして彼女は、自分が天国のVIP部屋に行く価値のある人間だと証明することができるのだろうか。
出演者には主演のヴィクトリア・ジャスティスをはじめ、『グッド・ボーイズ』(2019)のミドリ・フランシス、『タップ・ドッグス』(2000)のアダム・ガルシア、『キスから始まるものがたり2』(2020)のロビン・スコット、『テリトリー・オブ・ザ・デッド』(2018)のティモシー・ルヌーらが名を連ねている。監督を務めたのはスティーヴン・ヘレク。『飛べないアヒル』(1992)をはじめ、『ブロンド・ライフ』(2002)『チアガール VS テキサスコップ』(2005)などで知られる監督だ。

「まさに人生は」9月7日
『ビフォア』シリーズのジュリー・デルピー主演、心温まる言葉で綴られるコメディドラマ。

本作の中心人物は、シェフ、シングルマザー、資産家の娘、求職中の主婦。米ロサンゼルスで、色々なことが上手くいかない4人の女友達が、家庭や恋、仕事の悩みを分かち合い、共に中年の危機を向き合う姿が描かれていく。
出演者にはジュリー・デルピーのほか、『マリッジ・ストーリー』(2019)のサラ・ジョーンズ、『マリー・アントワネット』(2006)のアレクシア・ランドー、『ベスト・キッド』(1984)「ザ・ボーイズ」(2019-)のエリザベス・シューらが名を連ねている。ジュリー・デルピーは主演のほか、監督・脚本・製作総指揮も兼任した。1話あたり30分、全10話構成。
『ブラッド・ブラザーズ: マルコムXとモハメド・アリ』9月9日
歴史に名を残すふたりの偉人マルコムXとモハメド・アリを、未公開映像を交えて描き出した決定版ドキュメンタリー。
史上最強のボクサーのモハメド・アリと、「ネーション・オブ・イスラム」の活動家であり、米国黒人運動の指導者だったマルコムX。20世紀を象徴するふたりの間に生まれた類まれな友情、そしてその悲劇の結末が描かれる。
詩を披露して白人記者たちを笑わせ、派手な言動で知られたオリンピック・メダリストと、刑務所で知性を磨き、白人からの抑圧を糾弾し、スポーツをつまらないと切り捨てた革命家。ふたりのつながりは深く、意外に見える友情は本物だった。そんなふたりの固い絆と友情が、不信と変わりゆく理想のもとで音を立てて崩れ去っていく。
ランディ・ロバーツ&ジョニー・スミスによる書籍『Blood Brothers (原題)』を基にした本作で指揮を取ったのは、マルクス・A・クラーク。「RAPTURE ヒップホップの世界」(2018)「未解決ミステリー」(2020)などで知られる監督だ。