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新スーパーマン&ロイス・レイン役が決定、デヴィッド・コレンスウェットとレイチェル・ブロスナハンに ─ コミコンでのお披露目なるか

David Corenswet Image Press Agency/Sipa USA/Newscom/Zeta Image | Rachel Brosnahan Marion Curtis/Starpix/Startraksphoto/Newscom/Zeta Image

生まれ変わるDCユニバースで新たなスーパーマンと恋人ロイス・レインを演じる俳優が、『PEARL パール』(2020)のデヴィッド・コレンスウェットと「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017‐)のレイチェル・ブロスナハンに決定した。米Deadlineなどが報じた。

これは2025年7月に米公開予定となる、ジェームズ・ガン監督・脚本の新映画『スーパーマン:レガシー(原題)』に向けたオーディションとして数ヶ月かけて行われていたもの。スーパーマン役としては、ほかにニコラス・ホルトとトム・ブリトニー、ロイス・レイン役にはフィービー・ディネヴァーとエマ・マッキーも最終候補に残っていたが、スクリーンテストを経てコレンスウェットとブロスナハンが役者人生を変える大役を勝ち取った。

新スーパーマン役を射止めたコレンスウェットは1993年7月8日生まれ、米ペンシルバニア州フィラデルフィア出身。ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「The Politician:River Barkley」などに出演したのち、『Pearl パール』(2022)では映像技師の役でミア・ゴスと共演した。米Deadlineは、コレンスウェットについて「スーパーマン役に必要な青い瞳、素晴らしい富士額とウェーブがかったダークブラウンの髪を持っている。身長は6フィート4インチで、これは昔のクリストファー・リーヴスと同じであり、人気のヘンリー・カヴィルより3インチ高い。このDC最大の役は近年イギリス人が演じてきたが、彼はフィラデルフィア生まれのアメリカ人であるというのも、ファンにとっては朗報かもしれない」と評した。

その恋人ロイス・レインを演じるレイチェル・ブロスナハンも「ハウス・オブ・カード」に出演しているほか、「THE BLACKLIST/ブラックリスト」『パトリオット・デイ』(2016)『クーリエ:最高機密の運び屋』(2020)など映画やドラマの両方で活躍。主演ドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」ではエミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞女優賞などに輝き、一躍注目を集めた。1990年7月12日生まれ、米ウィスコンシン州ミルウォーキー出身。

このタイミングでキャスティングが決定したのには、7月1日より行われる可能性のあるSAG-AFTRA(俳優らが所属する労働組合)のストライキ前に取りまとめたかったという事情があるようだ。また、本来であれば7月に開催されるサンディエゴ・コミコンで新俳優を大々的に紹介したいところだが、ストライキに突入した場合俳優たちはプロモーションに参加できない。

今年のサンディエゴ・コミコンは多くの大手スタジオが出展を見送っている中、米ワーナー・ブラザースはまだ検討を続けている。7月20日からの会期までにストライキが終結するかがどうかが分かれ目となる。

『スーパーマン:レガシー』では、スーパーマン/クラーク・ケントの地球での人間としての生い立ちを描く。もともとガンは脚本のみを手がける予定だったが、企画を気に入って自ら監督を手がけることになった。撮影は2024年1月に開始予定で、2025年7月11日に米国公開。

Source:Deadline(1,2

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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