ダコタ・ファニング&エル・ファニング初共演映画『ザ・ナイチンゲール』米公開が1年延期に

ダコタ・ファニング&エル・ファニングが実際と同じく姉妹役で初共演する映画『ザ・ナイチンゲール(原題:The Nightingale)』の新たな米国公開日が2021年12月21日に決定した。当初は2020年12月25日に米国公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響に伴い無期延期となっていた。米ソニー・ピクチャーズが正式に発表している。
『ザ・ナイチンゲール』は、作家クリスティン・ハナの同名ベストセラー小説を基に、第2次世界大戦下のフランスを舞台に強く生き抜こうとする若い姉妹を描く物語。ユダヤ人の子供たちを匿う、負傷した味方の連合軍航空兵を国外逃亡させるなど、フランスのレジスタンス組織で活動した勇敢な女性たちから着想を得た作品とのことだ。
監督を務めるメラニー・ロランは、エル主演の『ガルヴェストン』(2018)でメガホンを取っている。女優としても活躍しており、フィリップ・リオレ監督『マイ・ファミリー 遠い絆』(2006)の主演で第32回セザール賞有望若手女優賞を受賞。クエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』(2009)でハリウッドに進出し、『グランド・イリュージョン』(2013)『6アンダーグラウンド』(2019)などの話題作に出演した。なお、脚本には『セイフ ヘイヴン』(2013)のダナ・スティーヴンスが就任している。
ちなみにエルは、これまでSFドラマ「TAKEN」(2002)と映画『アイ・アム・サム』(2001)のそれぞれで、ダコタが扮した役柄の幼年時代を演じている。ダコタ&エル姉妹、それぞれのファンが待ち望んだ初共演がついに実現する……が、もうしばらく、気長に待つことにしよう。
Source: Deadline