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『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』新作映画、早くも始動 ─ ただし続編ではない可能性も

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』製作発表会見

地上最強の特殊部隊の活躍を描く『G.I.ジョー』シリーズの最新作、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』の新作映画(タイトル未定)が早くも始動したことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

シリーズの人気キャラクター、スネークアイズを主人公とする『漆黒のスネークアイズ』では、日本の古代一族「嵐影」の一員として忍者の道を孤独に歩むスネークアイズの歴史と忠誠が、壮大なアクション&スリルをもって描かれる。主演は『クレイジー・リッチ!』(2018)『ラスト・クリスマス』(2019)のヘンリー・ゴールディングで、2020年10月23日に米国公開予定だ。

報道によると、米パラマウント・ピクチャーズとハズブロが企画している新作映画は『漆黒のスネークアイズ』に基づくもので、物語の詳細は不明ながら、「続編にはならないにしても、観客を『G.I.ジョー』の世界のより深くまで導いていく」作品を目指しているとのこと。したがって、スネークアイズの再登場についても現時点では判然としない。

脚本家として契約交渉に入ったのは、『栄光のランナー 1936ベルリン』(2016)『モーガン夫人の秘密』(2019)のジョー・シュラプネルアナ・ウォーターハウス。最新作はクリステン・スチュワート主演映画『セバーグ(原題:Seberg)』だ。二人は『漆黒のスネークアイズ』にもノークレジットで参加しており、脚本の改稿に携わっていたという。プロデューサーにはシリーズ全作品を手がけるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが就任した。

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』にはヘンリー・ゴールディングのほか、平岳大、安部春香、小路アンドリュー、『ザ・レイド』シリーズのイコ・ウワイスが出演。監督は『RED/レッド』(2010)『ダイバージェントNEO』(2015)のロベルト・シュヴェンケ、スタントコーディネーター/アクション監督は谷垣健治が務めた。なお本作は内閣府が初めて実施する、外国映像作品ロケ誘致に関する実証調査の対象作品であり、2020年1月から日本国内にて大規模なロケ撮影が実施されていた。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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