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ビル・スカルスガルド&ザジー・ビーツ共演『Nine Days』米予告編 ─「魂たち」人間になれるのか、9日間の面接

『Nine Days(原題)』
https://youtu.be/A73FnWETvr8

『ジョーカー』(2019)のザジー・ビーツ、『IT/イット』シリーズのビル・スカルスガルド共演、『her/世界でひとつの彼女』(2013)のスパイク・ジョーンズ製作総指揮の映画『Nine Days(原題)』の米国版予告編が公開された。

サンダンス映画祭で注目を集めた本作は、“人間の魂”に現実世界で生きる機会を与える為の面接を行う一人の男、ウィルを描く摩訶不思議な物語。五名の候補者が現れ、九日間に渡り面接を行うことになるが、選ばれるのはたった一人のみ。選ばれた者は、新生児として現実世界で生きる機会を得られるが、他の魂は消えてしまうのだ。

「あなたには、素晴らしい生命を得られる機会を与えます」。神秘的な音楽が流れる予告編は、人里離れた場所に暮らすウィルの下を人間の魂たちが訪れる場面から始まる。テレビを通して現実世界で生きる人々の生活を見守るウィル、面接の機会を得られた事を純粋に喜ぶ人間の魂たち。中には自分の存在を十分に理解していない人間の魂もいる模様だ。「僕は死んでいるのか?」「死んでいるとも、生きているとも言えませんね」。

面接を乗り越える為の共同生活を過ごす中で、現実世界を知っていく人間の魂たちは、時に価値観の違いから衝突してしまう。「毎日のように人間は誰かを傷付け殺めている」「そんなこと気にしているの?」「逆に何で気にしないんだ?」。その後、ウィルと人間の魂たちとの交流が、美しい海や大地の中で捉えられていく。九日後に待ち構えている結末とは果たして……?

出演者にはザジー・ビーツ、ビル・スカルスガルドの他、主人公ウィル役に『ブラックパンサー』(2018)『アス』(2019)のウィンストン・デューク、『ドクター・ストレンジ』(2016)のベネディクト・ウォン、『15時17分、パリ行き』(2018)のトニー・ヘイル、「ザ・ファミリー: 大国に潜む原理主義」(2019)のデイビット・リスダール、『ラトルスネーク』(2019)のアリアンナ・オーティズが名を連ねている。監督・脚本を務めたのは、本作が初長編作となったエドソン・オダ。配給権はソニー・ピクチャーズ・クラシックスが取得している。

映画『Nine Days(原題)』は、2021年に米国公開予定。現時点で日本での公開は未定。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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