マーク・ハミル&J・K・シモンズら豪華声優陣、大人向けヒーローアニメ「インヴィンシブル」米予告編 ─「ウォーキング・デッド」原作者が手がける

『スター・ウォーズ』シリーズのマーク・ハミル、『スパイダーマン』シリーズのJ・K・シモンズなど豪華俳優陣が声優を務める、大人向けスーパーヒーローアニメシリーズ「インヴィンシブル(原題:Invincible)」の米国版予告編が公開された。
「ウォーキング・デッド」(2010-)の原作者ロバート・カークマンによる同名コミックに基づく本作は、地球最強のスーパーヒーローを父に持つ、17歳の少年マーク・グレイソンが主人公の物語。マークは自分に秘められた力を覚醒していく内に、父が成し遂げてきたことが、見た目ほど英雄的ではなかったことに気付き始める……。カークマンは脚本・製作総指揮も兼任している。
予告編ではマークと父親のオムニマン/ノーランが空の上で互いに背を向けながら、キャッチボールを行う場面が捉えられている。ノーランがボールを投げると、地球を一周してマークの前に舞い戻って来るという、超人ならではの楽しみ方だ。もちろん、これは遊びではなく修行に違いない。試しにマークもボールを投げてみると、エベレストらしき雪山の天辺を破壊してしまう。
マークは修行を重ねた後、スーパーヒーローの格好をして実際にヴィラン達と対峙していく。途中、棒の付いた石で攻撃する場面が映し出されるが、どことなく雷神ソーのハンマーを彷彿とさせもするだろう。そして、とある女性がハルクのような緑色の怪物に変形する場面で予告編は幕を閉じた。“大人向け”と伝えられているように、血飛沫など過激な描写もポイントだ。
声優陣には豪華な顔ぶれが集結。主人公のマーク役を「ウォーキング・デッド」や『バーニング 劇場版』(2018)のスティーヴン・ユァン、父親のオムニマン/ノーラン・グレイソン役をJ・K・シモンズ、グレイソン家の友人でヒーローたちの“仕立て屋”であるアート・ローゼンバウムをマーク・ハミルが演じる。
そのほか、マークの母デビーを「キリング・イヴ/Killing Eve」(2018-)のサンドラ・オー、マークの恋人アンバー・ベネットを『ジョーカー』(2019)のザジー・ビーツ、オムニマンの宿敵エイリアン・ジ・エイリアンを『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019)のセス・ローゲン。さらに、マークのヒーロー仲間であるロボットに『スター・トレック』シリーズのザッカリー・クイント、ヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ザ・グローブ」の一員ブラック・サムソン役に「ウォーキング・デッド」のカリー・ペイトンなどが名を連ねている。
アニメ「インヴィンシブル(原題:Invincible)」は2021年内にAmazon Prime Videoにて米国配信予定。
Source: IndieWire