ニコール・キッドマン＆メリッサ・マッカーシー共演、ドラマ「Nine Perfect Stranger」米予告編 ─「ビッグ・リトル・ライズ」原作者の小説に基づく

ニコール・キッドマン＆メリッサ・マッカーシー＆ルーク・エヴァンス＆マイケル・シャノンら豪華共演、米Huluによるリミテッドシリーズ「Nine Perfect Stranger（原題）」より、米国版予告編が公開された。

「ビッグ・リトル・ライズ」（2017-）の原作者による同名小説を基にした本作の舞台となるのは、癒しと変化を約束する健康志向のリゾート。都会での生活に疲れた9人の男女が、より良い生き方を模索する姿が描かれる。10日間の生活で彼らを見守るのは、このリゾートの責任者であり、彼らに心の安らぎを与えるマーシャ（ニコール・キッドマン）。しかし、9人の完璧な他人たちは、この先に何が待ち受けているのかをまったく知らない……。

「ようこそ、トランキラム・ハウスへ」。このたび公開された予告編は、マーシャがリゾートに来客者たちを招き入れるところから始まる。「良くなりたい？」「癒やされたい？」「私に身を委ねてください」「10日後にはあなた方は生まれ変わります」。献身的に来客者たちに寄り添うような言葉をささやくマーシャ。ところが、マーシャによる治療方法は決して楽なものではなさそうだ。予告編では、土の中に入って瞑想したり、チャンバラようなことをしたりと、一風変わった内容に加えて、来客者たちのひとりが狂ったように誰かに襲いかかる姿も捉えられている。予告の最後に映る、マーシャの不気味な微笑みの真意も気になるところだ。

そのほかの出演者には、『サポート・ザ・ガールズ』（2018）レジーナ・ホール、『アイリッシュマン』（2019）ボビー・カナヴェイル、「グッド・プレイス」（2016-2020）マニー・ジャシントが名を連ねている。脚色を担当したのは、デビッド・E・ケリー。「ビッグ・リトル・ライズ」「フレイザー家の秘密」（2020-）などで知られる脚本家だ。製作総指揮には原作者、リアーン・モリアーティも参加。ゴールデン・グローブ賞や、エミー賞に輝いたことのある出演者および製作陣が集結したというわけだ。なお配信時期については不明だが、報道によると、2021年夏頃になる見込みだという。

Source: IndieWire