【ココだけの話】『ニンジャバットマン』キャラ設定秘蔵トーク ─ 必要だったのは、時代物とアメコミ両方への知見

バットマンやジョーカーら、DCコミックスの人気キャラクターが戦国時代の日本にタイムスリップするというまさかの展開が話題を呼んだ『ニンジャバットマン』より、水﨑淳平監督、脚本の中島かずき氏、キャラクターデザインの岡崎能士氏がキャラクター設定を語る秘蔵トークがTHE RIVER独占で公開となった。この映像は2018年10月24日(水) リリースの本作ブルーレイ&DVDにも収録されない、まさにここだけの貴重なトークだ。
語られているのは、『ニンジャバットマン』で日本の戦国大名に成り代わったDCコミックスヴィランたちの設定裏話。ジョーカーが織田信長、ペンギンは武田信玄、ポイズン・アイビーは上杉謙信で、デスストロークは伊達政宗、トゥーフェイスは明智光秀、ゴリラグロッドは豊臣秀吉と、あまり考えたこともなかったけれどしっくりくる組み合わせが歴史ファンの間でも話題に。このユーモアあふれるキャラクター設定は、脚本の中島かずきのアイデアが存分に活かされていたということだ。
「ゴリラ・グロッドは猿だから豊臣秀吉だって日本人には分かることだし、トゥーフェイスは二面性があるから、じゃぁ明智光秀だということですよね。ペンギンは体型で信玄ね、とか。」

中島が「第六天魔王がジョーカーだと思いついた時に、うへへへへって感じでしたね」と振り返ると、キャラクターデザインの岡崎能士も「あっ、キタ!って思いましたもんね」とうなずく。水﨑監督によれば、「どのヴィランが信長だとか明智光秀だとか、どのキャラがどれみたいなのが決まるのが早かったですよね、中島さんの中で。多分それ全部言い切るのに1分かかってない」という。
これは、舞台「髑髏城の七人」など数々の時代物も多数手がけてきた中島かずきならではの仕事だ。「『ニンジャバットマン』という企画をもらって、要するに戦国時代のあれだったら、じゃあその時代物で、アメコミで両方すぐ分かる脚本家って、まぁそうだね、僕だね、みたいなところで受けたところがありますよね。」
『ニンジャバットマン』Blu-ray&DVDは2018年10月24日(水)より発売・レンタル開始。3,990円+税。絢爛豪華版は、岡崎能士による描き下ろしアート三方背アウターケースに、スペシャルブックレット(約 48 ページ)が付属して9,990円+税。デジタルセル&レンタル先行配信は、10月10日(水)より開始となる。
『ニンジャバットマン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/batman-ninja/