『ワールド・ウォーZ』続編、2019年6月より撮影開始予定、脚本はリライト中 ─ 延期に次ぐ延期経て

これまでスケジュールの延期が度々報じられてきた『ワールド・ウォーZ』続編より進捗が伝えられた。脚本はまだ仕上がっていないものの、2019年の6月より撮影を開始したい見通しだという。米Varietyの取材に、プロデューサーのデデ・ガードナーとジェレミー・クライナーの2人が答えた。
#BeautifulBoy producers Dede Gardner and Jeremy Kleiner give a #WorldWarZ sequel update https://t.co/uCeXloik7j pic.twitter.com/JMAAIH6xWo
— Variety (@Variety) 2018年10月9日
Varietyの記者は撮影開始時期のほかに情報を引き出そうと試みるが、デデは「他に知るべきことはないでしょう?」と控えめ。ただし、「ブラッド・ピットがジェリー・レイン役で戻ってきます。デヴィッド・フィンチャーが監督ですよ」と加えてくれた。
脚本のリライトには、ドラマ「UTOPIA/ユートピア」(2013-2014)などのデニス・ケリーを起用。目下執筆作業中だが、デニスは素晴らしい仕事ぶりのようで、ジェレミーは「素晴らしい出来になると思う」と自信を見せた。
マックス・ブルックスによる同名小説を映画化した『ワールド・ウォーZ』(2013)は、全世界で5億ドルを超える興行収入を記録した大ヒット作品。人間を凶暴化させゾンビに変えるウィルスがある日を境に世界中で蔓延し、元国連職員のジェリー・レイン(ブラッド・ピット)が解決策を探すべく奔走する…という物語だ。『チョコレート』(2001)『007 慰めの報酬 』(2008)のマーク・フォースターがメガホンを取り、ブラッド・ピットは主演と製作を兼任していた。
撮影開始が2019年の6月予定となれば、米公開は早くとも2020年中といったところだろう。何はともあれ、企画が進行中という知らせだけでも嬉しい限り。しばらくは続報を待ちたい。
Source:Variety