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レイア姫のCG再登場は無し─ ルーカスフィルムが異例の公式見解を発表

『スター・ウォーズ』レイア姫役キャリー・フィッシャーの死を受け、撮影を控えた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でレイア姫がCGで登場するのでは、という噂や希望的推測に対し、ルーカスフィルムが公式見解を発表した。公式サイトStarWars.comではこの発表を、「私たちは通常、ファンやメディアの推測に対して対応することはありませんが」との書き出しから始めていることから、この対応が異例であることがわかる。同サイトではこのように続けている。

「キャリー・フィッシャー演じるプリンセス/将軍レイア・オーガナをデジタルで演じさせるつもりはありません。」

ルーカスフィルムは、『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』に故ピーター・カッシングが演じたターキン提督を、外見がよく似たイギリス人俳優ガイ・ヘンリーの顔をデジタルで書き換えることにより再登場させた。メディアやファンは、同様の手法で『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にレイアがCGにより登場するのではないかと予想していた。

ルーカスフィルムによる以下の見解を読むと、レイアをCGで蘇生することは、長きに渡っての友でありファミリーのひとりであるキャリーへの敬意を損なうと考えられているように見られる。思えば、『ローグ・ワン』でのターキンの再登場に対しても、倫理的な疑問が全くなかったわけではない。

「キャリー・フィッシャーは、これまでも、今も、そしてこれからもルーカスフィルム・ファミリーの一員です。彼女は私たちのプリンセスであり、将軍であり、そして最も重要なのは、私たちの友人なのです。私たちは今でも、彼女を失ったことを辛く思っています。彼女との想い出、そしてレイア姫としての伝説を大切に考えています。私たちは、彼女がスター・ウォーズに与えてくれたすべてに対し、ずっと敬意を払って参ります。」

この発表を受け止めるとすれば、残念ながら『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にレイアの姿は登場しない、ということになってしまう。別の代役にレイアを演じさせることは考えにくいだろう。とすれば、『エピソード8』の物語上でレイアに重大な出来事が起こると想像できるのではないだろうか。

キャリー・フィッシャーは、既に『エピソード8』の撮影は完了していたと報じられている。

Source:http://www.starwars.com/news/a-statement-regarding-new-rumors
Eyecatch Image:https://youtu.be/6tF8PvCWMX4
© Disney
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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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