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『プレデター:バッドランド』にエイリアンのゼノモーフは登場しない ─ 「その方がワクワクする」と監督、ウェイランド・ユタニには「自然な理由がある」

プレデター:バッドランド
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『プレデター』シリーズ最新作『プレデター:バッドランド』には、『エイリアン』シリーズに登場する企業ウェイランド・ユタニ社を参照している。エル・ファニングが演じるアンドロイドの少女がウェイランド・ユタニ社製のアンドロイドなのだ。

さらにダン・トラクテンバーグ監督は「この世界が『エイリアン』シリーズともつながっているという、ファンへの小さな贈り物なんです」ともコメント。これまでも『エイリアンVSプレデター3』の可能性が持ち上がっていただけに、ファンの間では「『プレデター:バッドランド』に『エイリアン』のゼノモーフが登場するのではないか」「『エイリアンVSプレデター』が本作で実現するのではないか」との憶測が語られるようになっていた。

ところがトラクテンバーグ監督は、「この映画にゼノモーフは登場しない」と英Empireに明らかにしている。『エイリアン』シリーズと世界観を一部共有しながらも、プレデターとエイリアンがあいまみえる展開はひとまずお預けになるようだ。

「でも、僕にとってはその方がワクワクします。ただアクションフィギュアを混ぜ合わせるために(『エイリアン』シリーズを)取り入れたわけではありませんから。ウェイランド・ユタニ社がこの映画に登場するのは、素晴らしくて自然な物語上の理由があるからなんです。」

『プレデター』からはアニメシリーズ「プレデター:最凶頂上決戦」も登場したばかりで、『エイリアン』は実写ドラマ「エイリアン:アース」を通じて世界観をより深めた。互いに進化を続けるプレデターとエイリアン、またいずれ直接対決してもおかしくない状況だ。

『プレデター:バッドランド』での直接対決はないにしても、きっと今後が楽しみになるサプライズが忍ばされているはず。2025年11月7日に公開予定だ。

Source:Empire

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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