【朗報?悲報?】DC映画『シャザム!』にザック・スナイダーが一切関与しない可能性

2019年公開予定の映画『シャザム!』は、DCエクステンデッド・ユニバース作品の中でも“浮いた”作品になることが今から約束された作品といえそうだ。

『シャザム!』の製作総指揮を務めるダニー・ガルシア氏は、同作がDCエクステンデッド・ユニバースに属しながらも独立して製作されることを明かしている。これはユニバースの重要人物であるザック・スナイダーが関与しない可能性を示唆する発言でもあるだろう。

2019年公開のDC映画『シャザム!』はジャスティスリーグと別路線?

「別のチーム、別のスタッフ」

映画『シャザム!』は、ブラックアダム役で本編に出演する“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンとガルシア氏がプロデュースを務め、ふたりの会社であるセブンバックス・プロダクションとニューライン・シネマ社が製作・配給を担当する。他のDCエクステンデッド・ユニバース作品はワーナー・ブラザース社が製作・配給に直接携わっているため、すでに『シャザム!』は扱いが異なる映画なのだ。

ガルシア氏は『シャザム!』の製作についてこう話している。

「『シャザム!』は(他のDCユニバース作品と)同じ世界観を共有していますが、ブランドやシリーズとは明らかに独立しています。私たちは別のチーム、別のプロデューサーや監督と仕事をしていて……いわば別の体制なんです。だから私たちが他のプロジェクトの成功や失敗、挑戦による制約を感じることはありません。映画の作風や内容をコントロールし、作りたいものを作るには、これが非常に重要だったんです」

『バットマン vs スーパーマン』や『スーサイド・スクワッド』のアメリカでの不評を聞くかぎり、『シャザム!』がワーナーから独立して、製作陣の自主性を確保できることは朗報ともいえるだろう。もっとも、それで映画が面白くなるとは限らないのが難しいところだが……。

またガルシア氏の発言からは、『マン・オブ・スティール』や『バットマン vs スーパーマン』を監督し、DCエクステンデッド・ユニバース作品の多くにプロデューサーとして参加してきたザック・スナイダーが『シャザム!』に関与しない可能性も伺える。もっともスナイダーは、今後『フラッシュ』や『アクアマン』、タイトル未発表作品2本のプロデュースを手がけるとともに『ジャスティス・リーグ』2部作を監督する。『シャザム!』に関与できないのも無理はないスケジュールだ。

これまでDCエクステンデッド・ユニバースは、良くも悪くもザック・スナイダーというクリエイターが全体の方向性や作品のテイストを示してきた部分があった。しかしその功績が大きい一方で、ザック・スナイダー作品特有の方向性やスタイルに疑問を持つファンがいることも事実だろう。『シャザム!』がそうした縛りから解放されることは、もしかするとDCエクステンデッド・ユニバースに新たな可能性を示すことになるかもしれない。

一方でガルシア氏は「『シャザム!』は(ユニバースの)住人でなければならない」と話しており、現在のDCエクステンデッド・ユニバースから完全に独立して作品を製作する意向ではないことを示している。ただし「(ユニバースとは)文化が違う」とも述べているため、どのように作風のバランスを取るのかに注目したいところだ。

映画『シャザム!』は現在脚本作業が進行中。全米公開は2019年4月5日の予定だ。

source: http://www.newsweek.com/exclusive-how-shazam-movie-will-build-warner-bros-recent-dc-comics-misfires-489840

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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