スパイダーマン実写ドラマ「スパイダー・ノワール」ブレンダン・グリーソン参戦、悪役か ─ ニコラス・ケイジ主演の全8話

ニコラス・ケイジが主演を務めるスパイダーマン・ノワールの実写ドラマ「スパイダー・ノワール(原題:Spider-Noir)」に『ハリー・ポッター』シリーズや『イニシェリン島の精霊』(2022)などで知られるブレンダン・グリーソンが出演することがわかった。米Varietyが報じている。
米MGM+/Prime Video配信作品として正式始動した本シリーズでは、原作コミックと同じ1930年代を舞台に、老いて運に見放された私立探偵がニューヨークの街で唯一無二のスーパーヒーローとして生きてきた過去と向き合う物語が描かれる。主人公のスパイダーマン・ノワール役には、アニメ映画『スパイダーバース』シリーズで同役の声を務めてきたニコラス・ケイジが続投する。
このたび参加が判明したグリーソンが演じるキャラクター名は不明。悪役を演じるという報道もある。グリーソンにとっては、2024年10月に公開される『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』に続くアメコミ作品への出演となる。
グリーソンのほか、『ブラッドショット』(2020)や「New Girl/ダサかわ女子と三銃士」(2011-)のラモーネ・モリスの出演も判明している。モリスはサム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズでも登場していた原作コミックのキャラクター、ロビー・ロバートソン役を演じるとのこと。本シリーズでのロバートソンは、以下のように説明されている。
「やる気満々で勤勉、ノーという返事を受け入れない。1930年代のニューヨークで黒人のプロフェッショナルとして、不利な状況の中でも成功を収めようとする献身的なジャーナリスト。彼は注目とギャラを得るために誰も手を出さないようなリスクの高い取材に挑む。彼は自分のキャリアのために必要なことは何でもする男だ。」

主演のニコラス・ケイジが米The New Yorkerに明かしたところによれば、本シリーズは全8話、1話あたり45分のドラマになるという。ショーランナー・製作総指揮を務めるのは「パニッシャー」(2017-2019)のスティーブ・ライトフットと『ザ・ロストシティ』(2022)『モータルコンバット』(2021)のオーレン・ウジエル。製作総指揮には、『スパイダーバース』のフィル・ロード&クリス・ミラーやソニーズ・スパイダーマン・ユニバース作品を手がけてきたエイミー・パスカルも名を連ねている。
なお、企画の正式始動時からタイトルが変更されていたようで、現在は「Noir」ではなく「Spider-Noir」と呼ばれているという。本国アメリカでは、MGM+で配信予定。それ以外の240の国と地域ではPrime Videoでの配信となる。
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Source:Variety(1,2), The New Yorker