ノーマン・リーダス、ファンミーティングでお茶目全開 ─ ウサギのぬいぐるみは絶対に手放さない(写真94枚)

Huluプレミア「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン2が2019年4月2日(火)から独占配信されたことを記念し、番組ホストであり、ドラマ「ウォーキング・デッド」でも絶大な支持を集めるノーマン・リーダスが来日。Hulu主催のファンミーティングに登場した。(記事最後の写真ギャラリー94枚あり。)
ノーマン・リーダス、ファンの前に登場

応募が殺到したこの日の当選倍率はなんと146倍。極めて幸運なファンは、会場で配布されたサングラスを着用して出迎えるというノーマンへのサプライズも演出した。大歓声と拍手に包まれたノーマンは、全員がサングラス姿の客席を見るなり「いいサングラスですね、撮影しよう」と自身のスマホを取り出して客席の撮影を開始。ノーマンと空間を共有する喜びを噛みしめるように静まり返ったファンたちに向け、「静かですね」と笑う。客席から「アイ・ラブ・ユー!」と聞こえると、「I love you too」と気さくに返して、「日本は僕にとって特別な場所です。東京、京都、大阪では2エピソードの撮影をしましたよ」と明かす。「撮影にはピッタリの国ですね。道路も静かでキレイなんですよ。」
このイベントの様子はTwitterでもストリーミング中継されており、ノーマンはカメラに向かって「Hi Twitter, What’s up?」とカジュアルに語りかけた。
バイクの魅力語る

ノーマンが毎回異なるゲストと共に世界各地をバイクで旅する「ライド with ノーマン・リーダス」の企画の成り立ちを尋ねられたノーマンは、まず観客がかけていたサングラスを見て「Give me sunglass」とリクエスト。質問の答えとしては「『ウォーキング・デッド』を撮影している時がキッカケでした。僕は毎日現場までバイク通勤していたんですよね。ある日エグゼクティブの人に”番組の良いアイデアがあるんだけど”と言われ、何ですかと聞いたら”バイクに乗って世界中を旅して色々な人に会って、それから…”、そこでもう”イエス”と即答(笑)。仕事でなくともやっていたと思います」と語る。そのうちスタッフからサングラスが差し入れされると直ぐにかけてみせ、番組やドラマでお馴染みの姿を披露した。
バイクで走ることの魅力については「馬に乗って旅するようなもの。街の匂いを感じて、顔で風を感じるんですよ」と説明。「シーズン1でピーター・フォンダも言っていましたけど、(車に対して)”見ろよ、みんな檻の中にいるみたいだろ、音楽聞いて、スマホ見てさ”って。バイクなら走りに集中して、アドベンチャーですよ。」
ファンとの触れ合いも番組の魅力
配信が始まったばかりのシーズン2では、ヨーロッパの町中でファンに囲まれてもみくちゃになる場面も。ノーマンは嫌な顔ひとつせずファン・サービスを行っていたが、「こういう経験は、映画『処刑人』(1999)の時にもあったんですよね」と振り返る。「『処刑人』は色々な理由があって劇場公開には至らなかったんですが、口コミで評判が広まって、ブロックバスター(米レンタルビデオチェーン)で『タイタニック』を超える人気だったんですよ。」

シーズン2ではより人々との交流に焦点が当てられるようになっているが、この理由は「シーズン1はもっとバイク の細かい話が中心だったけど、行く先々でファンに囲まれちゃって。その度に撮影を中断するわけにもいかなくなっちゃったので、もうファン込みで撮影しちゃおうということで。」とのこと。番組スタイル変遷の理由を明かしてくれた。