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【インタビュー】ノーマン・リーダス、自由気ままのバイク愛と「ウォーキング・デッド」共演者との友情 ─ 「ライド with ノーマン・リーダス」で来日

ノーマン・リーダス Norman Reedus
©THE RIVER

大人気の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のダリル役などでカリスマ的な人気を誇るノーマン・リーダスが、自身の趣味でもあるバイクに跨って世界各地を訪れる旅番組「ライド with ノーマン・リーダス」のシーズン2配信開始(Huluプレミア)を記念して来日。THE RIVERのインタビューに登場した。

ゆるいフォントで「Ride」と刻まれたキャップに、トレードマークのサングラスと共に登場したノーマンは、気ままに旅する番組同様、バイクの魅力や日本での思い出を自由に語ってくれた。この度の来日では、「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン4内のエピソードのために日本撮影を実施していたのだ。なんでもノーマンは、東京で驚くような体験をしたのだとか…?

ノーマン・リーダス Norman Reedus
©THE RIVER

「ウォーキング・デッド」共演者も登場の「ライド」

── バイク好きなノーマンさんの趣味が全開な「ライド with ノーマン・リーダス」ですが、そもそもこの番組はどうして始まったんですか?

「ウォーキング・デッド」の撮影現場に、いつもバイク通勤していたんです。ある時、AMCバイス・プレシデントのジョエル・スティラーマンが「番組のアイデアがあるんだけど」って言うから、何ですかって聞いたら「アンソニー・ボーディンみたいな感じで、バイクで世界中を旅して、世界中のバイカーと出会って、バイク文化について語るんだ」と。僕は「はい、やります」(笑)。具体的な説明に入る前に「やる」って。

※アンソニー・ボーディンは、世界中の食を求めて旅するTV番組などで知られた有名シェフ。

シーズン1では番組の方向性を探っているような感じで、もっとバイクのメカニックなことを取り上げていました。このエンジンはどうとか、このバイクはこうとか。でも、どこに行ってもファンがうわぁーって来るから、もうファン込みの番組にしちゃおうということになって。バイク番組というより、もっと旅番組っていうか。

── 「ウォーキング・デッド」の共演者など、毎回様々なゲストが登場しますが、こうした人選はご自分で?

けっこう僕が決めてます。だいたい僕のアドレス帳から(笑)。ピーター・フォンダにデイヴ・シャペル、ロブ・ハルフォード(ジューダス・プリースト)、それから「ウォーキング・デッド」からも何名か。みんな僕の友達です。自然な番組したいんです。もしもジョージー・クルーニーやブラッド・ピットが登場したら、ただのセレブリティ番組になっちゃいますよね。

それから、本物のライダーだけを呼ぶようにしています。僕、ロックスターや俳優、女優と会う度に「バイク好き?」って聞いてて、「イエー!しょっちゅう乗ってるよ!」ってよく言われるんですけど、「番組に出てみない?」「イエー!」っつって、そしたら電話で「あのー、高速道路とか乗るやつ?」とか聞かれるんですよね。「乗るよ」って言ったら、「あー、やっぱ自分そんなにバイク乗れないかも…」とか「時差ボケあるから、数日置いてからバイク乗っていい?」とか。「あっ、こいつはホンモノのライダーじゃねぇな」と。バイクは持ってるものの、ガレージに置きっぱなしにしてるタイプですよね。

番組では200マイル(約321キロ)ぶっ飛ばすこともありますから、たとえ有名じゃなくてもちゃんとイケてるバイク乗りを呼びたいんです。ただセレブにインタビューする番組だったら、他にもたくさんありますから。

── 「ウォーキング・デッド」の共演者とは、番組を離れたメンバーも含めて今も仲良しですか?

ジェフリー(・ディーン・モーガン、ニーガン役)とは「ウォーキング・デッド」前から友達だったんです。だから彼が「ウォーキング・デッド」への出演が決まったときは超嬉しかったですね。一緒にバイク乗れるじゃん!って(笑)。

ライド with ノーマン・リーダス
© 2017 AMC Film Holdings LLC. All rights reserved.

アンディ(アンドリュー・リンカーン、リック役)は、ずっとバイクに乗れないって言ってたんですよ。彼の義父がジェスロ・タルっていう有名なバンドのイアン・アンダーソンなんですけど、もうイアンに直接メールしたんですよね。快諾してもらえて。イアンもバイクのコレクターなんですよ。

そしたら現場でアンディが「イアンにメールしたらしいね」って。「そうそうそう」って答えたら、「僕も一緒に出ようか?」って言われて、「いや、イアンだけでいいや」って(笑)。まぁ、次の週には「冗談、もちろん出てくれよ」って言ったんですけど。ちなみにアンディはバイクがドヘタ。一日中セカンドギアで走ってるから、イアンも「アチャー」って(笑)。

「ライド」の撮影をコスタリカでやって、それからニューヨーク、LA、ニューヨークと移動して、またコスタリカに戻る。そこでアンディと合流して、サーフィンを教えてもらったんです。だから、アンディとは一緒にコスタリカでサーフィンしたんですよね。

「ウォーキング・デッド」のみんなとは今でも連絡を取り合っていますよ。オースティン・アメリオ(ドワイト役)やライアン・ハースト(ベータ役)も番組に呼びましたし。番組を去ったキャストたちとも、今もタイトなファミリーです。ジョン・バーンサルともずっと仲良し。ジョージア州の田舎の方でずっと撮影しているから、結束も強くなるんですよね。




バイク旅の魅力とは

── 旅を楽しめる人は、人生も楽しめる人だと思います。ノーマンさんにとって、旅を楽しむ心構えとは?

荷物は少なく(笑)。

バイクの旅ってちょっと変わっていて、ピーター・フォンダが車で走っている人を見て言ってたんですけど、「みんな檻に乗って移動しているね」って。バイクなら、街の匂いをかいで、音を聞いて、全てを見渡すことができる。旅がもっと自由になるんです。

多くの人は、観光名所をGoogleで調べて、「ここが人気スポットだ!」って向かうでしょう。でも番組では、けっこう成り行き任せ。もともと「ここに行って、この木を見に行きます」と予定していたとしても、たまたま出会った良さげな人に「あっちに行くべきだよ」と教えてもらったら、「もう木はいいからあっち行ってみよう!」って変更しちゃいます。

名所は、絶対に現地の人の方が知っている。じゃないと、ただ人混みに行って写真を撮って終わっちゃう。地元の人が「あっちに地元民しか行かない隠れ家レストランがあるんだよ」って教えてくれたら、そっちに行くべきですよね。

ノーマン・リーダス Norman Reedus
©THE RIVER

── 「ライド with ノーマン・リーダス」では、ノーマンさんの”素”の部分も見ることができますが、この番組はあなたにとってどんなものですか?

バーみたいなものですね。椅子に座ってバーテンダーを前にすると、自分のことを語り始めちゃう感じ。友達とロードトリップをしていると、2~3日目あたりにはその友達のことがもっとよく分かってきますよね。だから旅が進んでいくと、話すことがどんどん出てくるというか。実際、僕もこの番組では話が止まらなくなるんです。話をする中で相手を深く理解していくということが、この番組ではたまに起こりますね。



東京でまさかの…?

── 今回の来日では日本での撮影もしたそうですね。日本ではどんなところを走って、どんなことをしたんですか?

まずは東京を走って、それから大阪に行きました。東京では、もちろんお寺に行って。マリカーにも乗りましたよ。(筆者「本当ですか!」)うん。僕はシマウマの格好をして。(筆者「本当ですか!東京で?」)うん。ゲストの人はゾウで、同行した友人はリスだったかな?それから「NEIGHBORHOOD」っていうバイクショップにも行きましたね。

大阪でヤバかったのは、2人のお坊さんに出会ったこと。家族で山頂のお寺を運営しているんです。龍があって、空から滝が落ちてくるようなお寺で、お坊さんも滝に打たれて…、でもめっちゃバイク乗りなんです(笑)。そのお坊さんとバイクで山道を走って、あとは相撲も見に行きました。相撲の稽古をつけている人に会って、ちょっと教えてもらいましたよ。

とにかく日本を走るのはいいですね。道がすごく静かなんですよ。ニューヨークなんて、(クラクションの音真似で)Honk!Honk! みんな叫んでるし。でも日本は静かで、消防車でさえ(小声で)「すみません、ちょっと通ります、プップー、通りまーす」みたいな。高速道路は走っていて本当に気持ちよかったです。

ノーマン・リーダス Norman Reedus
©THE RIVER

自由気ままに旅しよう

── もしも人生最後のバイク旅に出るとしたら、どこに行きますか?

うわぁ、どこに行こうかな…、最後の場所か…。考えちゃいますね。僕はユアン・マクレガーがやってる「大陸縦断 バイクの旅」って番組が好きなんです。少人数のクルーだけで、思い立った場所に行く。これぞ真の旅って感じで…。

最後に行きたいところと聞かれると、分からないですね。アメリカ横断はしてみたいけど…、確か、インターコンチネンタル・トレイルっていう名前の、道なき道を走るっていうやつは興味があります。行きたいところと言われると、山程あるな…。一つを選ぶのは難しいですね。

僕が好きなのは、目的地を決めない旅ですから。「乗れよ、行こうぜ」みたいなやつです。ガールフレンドとジョージアにいたときは、彼女が「グレイスランドに行ったことがない」って言うんで、「乗れよ、行こうぜ」って。エルヴィス・プレスリーの家があるところですね。彼女も「オッケー」っつって、何にも持たずに出かけましたよ。こういうのが好きですね。ノープラン旅です。

ギャラリー


Huluプレミア「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン2(全6話/字)は、2019年4月2日(火)から独占配信スタート、以降毎週火曜日に1話ずつ追加予定。シーズン3は、Huluにて2019年独占配信決定。

ファンミーティングの様子はこちら

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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