オアシス再結成を描くドキュメンタリー映画が交渉中 ─ 2025年世界ツアーへの動向を撮影、Appleが名乗り

イギリスのロックバンド・オアシスの再結成を描くドキュメンタリー映画製作の交渉が進んでいるようだ。
オアシスは、兄ノエル・ギャラガーと弟リアム・ギャラガーが袂を分かっていた10年余りを経て、再結成を発表。2025年夏からはワールドツアー『OASIS LIVE 25』を開催する。
イギリスのタブロイド紙The Sunが報じるところによると、Apple TV+がこの再結成ツアーへの動向を撮影し、ドキュメンタリー映画としてリリースすることを望んでいるという。AmazonプライムやNetflixなどの配信サービス企業と競合する中、Apple TV+が権利獲得に向けて多額の契約金を提示しているといい、業界関係者の間では「10年に1度の映画になる」と噂されているという。
実現すれば、「ザ・ビートルズのドキュメンタリーと同じような、これまで見たことのないような視点が期待できるような作品となりそうだ」との見解も。ザ・ビートルズのドキュメンタリーというのは、ディズニー・プラスにて配信中の『ザ・ビートルズ: Get Back』のことだ。膨大な未公開映像と未発表音源を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が3年の歳月をかけて復元・編集した、全3部構成のドキュメンタリー巨編で、ファン必見の一作として話題となった。
オアシスは2009年の解散以降も、ノエル、リアムともにソロアーティストとしてコンスタントに作品をリリースし、ライヴ活動も充実させてきた。過去15年は、互いに「オアシスの再結成は絶対ない」と言い続けてきただけに、ドキュメンタリー作品で彼らの本音や素顔にどこまで迫るのかも興味深い。
同じく、オアシスの映画としては、キャリア絶頂期の伝説のライヴとして名高い、1996年ネブワース公演初日フルライヴのノーカット上映『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』が2024年10月18日より日本公開となる。
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Source:The Sun