「オビ=ワン」と『スター・ウォーズ エピソード4』の決定的矛盾、最終話で解消か ─ 脚本家が予告

ディズニープラスで配信中のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」には、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)との大きな矛盾があるが、それはドラマの最終話で改修される見込みのようだ。
ドラマ「オビ=ワン」は、『エピソード4』の9年前の設定。惑星タトゥイーンで隠遁生活を送っていたオビ=ワンのもとに、誘拐された少女レイアを救出する任務がもたらされる。オビ=ワンは銀河の各地をめぐりながら、レイアと行動を共にし、いくつかの修羅場を潜り抜けていく。

しかしレイアは『エピソード4』でR2-D2にホログラム・メッセージを吹き込んだ際、オビ=ワンに対して「ケノービ将軍、クローン戦争であなたは父に仕えてくれました。彼が今、またあなたの助力を求めています」と呼びかけている。
ドラマではオビ=ワンと冒険したはずのレイアは、なぜ自分たちの共有の経験をすっ飛ばし、あくまで「父がお世話になりました」と話したのだろう?オビ=ワンはジェダイであると知っているはずなのに、わざわざクローン戦争時のように「ケノービ将軍」と呼んだのも妙だ。ドラマでのオビ=ワンとレイアの砕けたやりとりを考えれば、急にレイアが他人行儀な話し方になっているのもおかしい。
こうした描写について、「オビ=ワン」脚本家のジョビー・ハロルドは「さんざん話し合いました」と英Entertainment Weeklyに説明している。ドラマ全話が配信されれば、「全ての疑問が解消されるでしょう」と続けている。
「ルーカスフィルムは巨大なチームです。全ての選択には、きちんと意識を向けていますよ」とハロルド。ドラマは残すところ最終話のみなので、そこで矛盾を解消するような展開が描かれるのだろう。
なお『スター・ウォーズ』には、他にもいくつかの矛盾があることで知られる。例えば、オビ=ワンやヨーダは共和国時代にR2-D2と共に過ごしていたはずなのに、再会しても全く反応を示さなかったことなどが指摘されている。
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Source:EW