「オビ=ワン・ケノービ」ヘイデン・クリステンセン、ジョージ・ルーカスとは復帰について話していない ─ ダース・ベイダー役帰還への想いも明かす

2022年5月27日(金)よりついに、Disney+オリジナルドラマ「オビ=ワン・ケノービ」が配信開始となる。このシリーズではタイトルのとおりオビ=ワンを主人公とした作品だが、同登場人物を描く上で必要不可欠な存在であるアナキン・スカイウォーカーことダース・ベイダーもまたシリーズにカムバックする。それも、演じるのはヘイデン・クリステンセンだ。
ヘイデンは、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)にて初出演し、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)ではアナキンが暗黒面に堕ち、ダースベイダーとして登場。いずれもシリーズの生みの親、ジョージ・ルーカスが監督を手がけた。もっとも、きたるドラマ「オビ=ワン・ケノービ」ではルーカスは監督として指揮を執っておらず、「マンダロリアン」(2019−)のデボラ・チョウがすべてのエピソードでメガホンをとっている。
27年ぶりとなる帰還作となるヘイデン。ルーカスとは果たして復帰について連絡を取っていたのだろうか。米GamesRader+のインタビューにてヘイデンは、この気になる疑問について、「いいえ、取っていません」と答えている。その理由は全6話となる「オビ=ワン・ケノービ」のストーリーが、チョウのビジョンによって紡がれているからだという。
「これはデボラ・チョウの物語だと感じ、彼女の指揮に従いたいと思ったからです。彼女が本作で成し遂げたことは、とてつもなくエキサイティングなものでしょう。」
チョウは、「マンダロリアン」ではふたつのエピソードでメガホンをとっており、“はるか彼方の銀河”に進出するのは今回が初めてのことではない。ルーカスフィルムからも信頼を置かれる逸材が作り上げた世界観に、ヘイデン本人も興奮した様子だ。
「オビ=ワン・ケノービ」の撮影前、ルーカスと連絡を取ることはなかったとしながらも、ヘイデンはアナキンが登場した実写映画以外の作品は確認していたようだ。そのひとつがアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」(2014−2018)だといい、「これは役に立つ情報なんです。だから、アニメを見返したり、コミックを読んだりして、出来るだけ没頭するようにしました」と、ヘイデンは久々に演じる暗黒卿に向けた役作りについて説明している。
なお、ヘイデンがライトセーバーを最後に握ってからはかなりの年月が流れているが、それでもアナキンとして帰還することは、「僕にとってはとても自然なことだったんです」と語っている。
「このキャラクターは、プリクエルを撮影していたときに多くの時間を共に過ごしてきました。4~5年は一緒に過ごしたキャラクターなので、彼のことはよく理解しています。それとこのキャラクターは何年経っても僕の心の中に残り続けていて、考え続けている存在でもあるんですよ。」
さらに、「エピソード3ではあまりスーツを着れなかったのですが、今回戻ってきて、スーツを再び着ることができたのは、本当に素晴らしいことでした」と復帰への喜びも明かした。
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」初回2話は、2022年5月27日(金)16時よりディズニープラスにて独占配信。
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Source: GamesRader+