ユアン・マクレガー、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は「1本の映画」のようだと語る ─「マンダロリアン」との違いにも言及

『スター・ウォーズ』のプリクエル・トリロジーでオビ=ワン・ケノービ役を演じ、Disney+ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」にてシリーズにカムバックするユアン・マクレガー。この度、2022年5月27日より配信開始となる本作の見どころについて熱く語っている。
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)から10年後が舞台となる。オビ=ワンにとって最良の友であり、弟子であったアナキン・スカイウォーカーことダース・ベイダーは、ジェダイを抹殺し銀河を支配しようとしていた。“ジェダイ敗北”の悲劇を経て、オビ=ワンやヨーダといったごくわずかなジェダイたちは身を潜めていたが、帝国軍から追い詰められ、オビ=ワンはひとりでシスの暗黒卿に立ち向かうことになる。
米Slash Filmなどが参加した記者会見でマクレガーは、ドラマ「マンダロリアン」(2019−)と比較しつつ、「オビ=ワン・ケノービ」の特徴について説明している。マクレガー本人いわく全6話となる本作は、「まるで1本の映画を作っているような感覚」だったという。
「プリクエルを作ったときとは技術が全く異なり、とにかく違う体験のように感じました。ただ、それはテレビ向けの作品だからというわけではないと思うんです。ドラマシリーズの良さは、物語を長く伝えられるところでしょう。(デボラ・チョウが)すべてのエピソードを監督しており、そのビジョンが全体を通して描かれているため、まるで1本の映画を作っているような感覚がありました。
このシリーズのエピソード制は、ストーリー展開が実に巧みに語られており、ひとつの原動力となる物語です。『マンダロリアン』はもっと1話完結的な感じがすると思いますし、そのストーリーテリングが適していると思います。(『マンダロリアン』には)それぞれのシーズンを通して進んでいく物語がありますが、私たちの作品は、たまたまエピソードに分割された映画のようなものなんですよ。」
「マンダロリアン」はエピソードごとに監督が異なっており、それぞれのスタイルや個性が投影されている点が見どころのひとつだと言える。対する「オビ=ワン・ケノービ」は、チョウがすべてのエピソードで監督を務めていることから、その一貫した世界観とビジョンにより、まるで映画のように一つの作品として完成された形になっているようだ。
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」初回2話は、2022年5月27日(金)16時よりディズニープラスにて独占配信。
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Source:Slash Film