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『スター・ウォーズ』ユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンが感動の再会

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
© Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータイメージ

「オビ=ワン、フォースと共にあらんことを」「さらば友よ。フォースと共にあらんことを」。

これが、オビ=ワン・ケノービが“アナキン・スカイウォーカー”としての愛弟子と交わした最後の言葉だ。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)でオビ=ワンはこの後、惑星ウータパウに赴きグリーヴァス将軍と真っ向対決。その間にアナキンはパルパティーンにそそのかされダークサイドに転落、ダース・ベイダーと化してしまう。

オビ=ワンとアナキンはその後、ムスタファーで禁断の師弟対決を繰り広げると、敗れたアナキンは四肢を失い、恐ろしい機械の体に成り果てる。やがて『エピソード4/新たなる希望』(1977)で2人は再戦することになるが、実はその前にも、オビ=ワンとベイダーは戦っていた……。その知られざるエピソードが明かされるのが、新作ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」だ。

公式映像の解禁が待たれる本作だが、先行公開された特別映像ではオビ=ワン対ベイダーのコンセプトアートがお披露目されている。ムスタファーを思い出させるような燃え盛る背景で、2人がライトセーバーを交えているカットだ。「またヘイデンと共演できる」「僕らも楽しく演じた」と、ユアン・マクレガーはかつての弟子役ヘイデン・クリステンセンとの再共演を語っている。

そんな2人の現場での様子を、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが英Empireに語っている。「最も興奮したのは、2人が現場で再会して興奮している姿を見ることでした」「2人はしばらく会っていませんでしたから。彼らが役を再演することがどれほど感動的なことなのかと、驚きました。彼らにとってキャリアの原点でもある『スター・ウォーズ』が、どれだけ重要であるかにも気付かされましたね」。

ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」のタイムラインは『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』(2005)から10年後で、『新たなる希望』以前まで。ご存知のように、オビ=ワンとベイダーの対立関係は修復されないまま、2人はこの世を去る。ということは、「オビ=ワン」劇中で描かれるオビ=ワンとベイダーのドラマは、最初から最後までタフなものになりそうだ。きっとこのドラマを観た後では、『新たなる希望』での2人の再戦が、また違ったものに感じられるようになるのだろう。

ユアンとヘイデンは現場で再会して感激した様子だったとケネディは語っているが、その再共演シーンを観るとファンも感激することだろう。このキャラクターたちは『スター・ウォーズ』続3部作に何らかの形で再登場することが期待されながら、結局最後まで姿は見せなかったからだ。ファンにとっても、本当に久しぶりの再会になる。ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ(原題)」は2022年配信予定。

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Source:Empire

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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