映画『オビ=ワン・ケノービ』が進行中との報道 ─ 主演は未定、スター・ウォーズのスピンオフ三作目

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『スター・ウォーズ』オビ=ワン・ケノービのスピンオフ映画企画が進行中であることが明らかになった。The Hollywood Reporterが伝えている。

報道によると、制作はごく初期段階にあり、脚本もなく出演者も決まっていない。監督には『リトル・ダンサー』（2000）『めぐりあう時間たち』（2002）『愛を読むひと』（2008）の3作でアカデミー監督賞に連続ノミネートされたスティーブン・ダルドリーが交渉中だという。

『エピソード1 / ファントム・メナス』（1999）から『エピソード3 / シスの復讐』（2005）のプリクエルでオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーは、これまで本企画について度々尋ねられており、その度に積極的な姿勢を見せていた。また『エピソード7 / フォースの覚醒』（2015）では声のみのカメオ出演も果たしている。

オビ=ワン・ケノービは、『ファントム・メナス』から（カメオ出演も認めるのであれば）『フォースの覚醒』全作に登場する数少ないキャラクターのひとり。ユアン・マクレガーとアレックス・ギネスによって演じられた。かつてクワイ=ガン・ジンに仕え、初のパダワン（弟子）であるアナキン・スカイウォーカーをフォースの暗黒面に奪われて以来、砂漠の惑星タトゥイーンの辺境でルーク・スカイウォーカーの成長を静かに見守った。その間、フォースの冥界より戻ったクワイ=ガンと対話する術を学び、霊体化の修行を完遂。『エピソード5 / 帝国の逆襲』(1980）以降は、霊体の姿でルークの師として登場した。
『オビ=ワン・ケノービ』スピンオフ映画では、『エピソード3 / シスの復讐』から『エピソード4 / 新たなる希望』（1977）の間、タトゥイーンでどのような修行と冒険を積んだのかが描かれるのではないかとして、かねてより期待と話題を集めていた。

The Hollywood Reporterは、『オビ=ワン・ケノービ』はルーカスフィルムとディズニーによる数あるスピンオフ企画のうちのひとつであり、他にヨーダやボバ・フェットの単独映画も検討しているという。

2016年にはデス・スターの設計図奪還劇を描いた『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』が公開されており、続く”アナザー・ストーリー”として現在『ハン・ソロ』がロン・ハワード監督のもと撮影中、2018年5月に全米公開予定とされる。

ウォルト・ディズニー・スタジオ会長アラン・ホルマンが2015年のファン・イベント「D23」で発表したリリースタイムラインを再び参照すれば、”アナザー・ストーリー”第三弾にあたる『オビ=ワン・ケノービ』は2019年の『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』の翌年、2020年に公開予定であることがわかる。ここで気になるのは、これまで”アナザーストーリー”は3作までがアナウンスされていたことだ。『ヨーダ』や『ボバ・フェット』単独映画も制作されるのであれば、スター・ウォーズ・サーガは2021以降もなお続くものと予想できる。なお、ウォルト・ディズニー・カンパニー会長のボブ・アイガーは2017年3月時点で「エピソード9以降はどうなるかも話している」とも語っていた。

スター・ウォーズは、最新作『最後のジェダイ』が2017年12月15日公開予定。
『ハン・ソロ』は2018年5月25日全米公開予定。

Source:http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/obi-wan-kenobi-star-wars-film-planned-director-talks-1030505
http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/star-wars-bob-iger-reveals-new-han-solo-details-talks-what-happens-episode-ix-988348
http://www.businessinsider.com/new-star-wars-movie-release-dates-2015-8