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『スター・ウォーズ』オビ=ワン単独ドラマ、舞台は『シスの復讐』から8年後 ─ ユアン・マクレガー主演、2020年撮影予定

© 2019 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、オビ=ワン・ケノービを主人公とするドラマシリーズ(タイトル未定)が、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)から8年後を描く物語になることがわかった。ルーカスフィルムによる公式番組「The Star Wars Show」にて明かされた。

オビ=ワンの単独ドラマでは、『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)から『エピソード3/シスの復讐』までの“プリクエル3部作”でオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーが主演を務める。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ氏によると、すでに脚本はすべて完成しており、撮影は2020年に実施されるという。

『シスの復讐』の舞台となったのは、シリーズの始まりを告げた『エピソード4/新たなる希望』で描かれたヤヴィンの戦いから19年前にあたる「BBY 19」。すなわちオビ=ワン単独ドラマの時系列は「BBY 11」となるため、このドラマから11年後、オビ=ワンはアレック・ギネスが演じた姿となってタトゥイーンの砂漠に現れることになる。劇中のキャラクターの年齢をあえて考慮しなければ、『新たなる希望』が撮影された1976年当時のアレックは62歳。ドラマの撮影が行われる2020年にユアンは49歳となるわけで、俳優ふたりの“年齢のリアリティ”はかなり真に迫るものといえるだろう。

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オビ=ワンの単独ドラマについて、ストーリーの詳細は明かされていないが、おそらく『シスの復讐』でアナキンを倒した後のオビ=ワンがどうしていたのか、どんな経験を重ねて『新たなる希望』のオビ=ワンになるのかが描かれることになるはずだ。気になるのは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)の時系列はBBY13-10と設定されており、本作の時系列にも一部重なること。そういえば、『ハン・ソロ』のラストには“あの人”も登場していたが……。

『スター・ウォーズ』オビ=ワン・ケノービの単独ドラマシリーズ(タイトル未定)は、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」にて独占配信

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Source: Star Wars Show

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。