『オーシャンズ11』前日譚映画が始動、マーゴット・ロビー主演 ─ 1960年代のヨーロッパが舞台に

『スーサイド・スクワッド』(2016)をはじめとするDC映画3作でハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビーが、『オーシャンズ11』(2001)の前日譚映画に主演することが明らかとなった。
米The Hollywood Reporterによると、タイトル未定の前日譚の詳細は不明だが、1960年代のヨーロッパを舞台にしたオリジナル作品になるとのこと。現時点では、ロビーが演じるキャラクターや他のキャストは発表されていない。
監督を務めるのは、ロビーが主役の一人を演じた『スキャンダル』(2019)でメガホンをとったジェイ・ローチ。2人の再タッグが実現することになる。
『ゴッド・ファイト」(2017‐)のキャリー・ソロモンが脚本を担当し、ロビーはローチのほか、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)のトム・アカーリー、『スキャンダル』のミシェル・グレアムとプロデュースも兼任。製作総指揮には、『オーシャンズ8』(2018)のゲイリー・ロスとオリヴィア・ミルチ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)のジョニー・マクナマラが名を連ねている。
『オーシャンズ』シリーズには近年、サンドラ・ブロックが主演し、女性のみで構成されたチームが壮大な強盗計画に挑むスピンオフ映画『オーシャンズ8』(2018)があった。1960年代を描くこの新企画は、シリーズのオリジナル版『オーシャンズ11』よりも以前の舞台設定となる。どのようにストーリーが繋がっていくのか、ロビーふんするキャラクターとの関係性も気になるところだ。
『オーシャンズ8』でブロックが演じたデビー・オーシャンは、オリジナルシリーズでジョージー・クルーニーふんするダニー・オーシャンの妹という設定だ。もしかしたらロビーのキャラクターはダニー&デビーの母親、もしくは他のキャラクターと関係があるかもしれない。
これまでに『オーシャンズ』シリーズは上述の2作に加え、『オーシャンズ12』(2004)、『オーシャンズ13』(2007)が公開されている。2022年2月には、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)や『シャーロック・ホームズ』シリーズと並び、ワーナー・ブラザースで『オーシャンズ』シリーズの新企画が浮上していたことが明らかになっていた。
ロビーが主演するこの映画は、2023年春の撮影開始を目指していると報じられている。
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Source:The Hollywood Reporter